
Au four et à table☆
パリのキッチンではコンベクションオーブンが大活躍。
東京生活中に比べてオーブンの使用率は圧倒的に高いです。
あ…久しぶりに焼いたらやっちまった…。
すっかりこの家のオーブンの焼きグセ(手前左側が焦げやすいのだ)を忘れていて、説明通りの温度と時間で焼いたら焦げてしまいました。
こんな焦げ焦げな絵を見せたら夫は「ガンになる〜」と眉をひそめるだろう。。
でも他の料理を作り直す時間もないし…と思いながらカットしてみた。
いけそうじゃん♬
お焦げ部分をなるべく避け、しら〜っと出したら、間髪いれずボナペティっ!!
夫「焦がしたな」
K「・・・。」(バレバレだった)
我が家ではすっかりお馴染みな冷凍食品『Picard』(ピカール)、中でも「Au four et à table」シリーズのいくつかは冷凍庫に常備しています。
お気に入りベスト3に入る「Tourte noix de Saint-Jacques et colin d'Alaska」(ホタテとコラン:タラ科の白身魚)のパイは、欠かしません。
(コロナブランクの後に買ってみたらパッケージデザインが変わっていた)
(ピカールはパッケージデザインがオシャレ&美味しそうでそそるもの多し)
今回は焦がさぬように!と温度をちょっと低め設定で、様子を見ながら途中でトレイの向きを変えながら焼きました。
ピカールの、Au four et à tableシリーズの良いところは、こうして焼き立てをいただけること。
美味しそうな香りを漂わせ、アッツアツでパリッとサクッと食感でいただく幸せ。
お惣菜のリベイクも良いけれど、なま生地状態から焼くことで、ほんのちょっとですが自分で作ったような擬似体験=満足感を感じるのですが…。
(リベンジ成功?!今回は綺麗に焼けました)
そもそもは、こうしてパリでいただくピカールなどの冷凍食品やスーパーで買うお惣菜パイがきっかけでしたが、コロナ禍でキッチンで過ごす時間が長くなったことで我が家にパイ作りブームが到来。
コロナ禍で何回作ったことか?!
フィリングを変えてのアレンジも増え、先日は鴨肉ミンチで作ってみました。
プルーン、ピスタチオ、松の実も入れて。
ソースは簡単に熟成バルサミコ酢と赤ワインをベースにしたもの。
夫「うちのパイはミートが多いけど、魚でももっと食べたい!」
K「魚と言えば、いつもルブトンでいただいたくスズキパイは絶品!」
先日いただいたものは、ソースがいつものショロンではなく、アメリケーヌな海老クリームだったのですが、これがまた秀逸☆
同じパイでもソースでまた味わいも印象もガラリと変わることを実感。
フランス料理の肝はソース!なんて言われるだけに、改めてソース作りにも興味を覚えました。
というわけで、今年の夏はさらに自宅でのパイ作りを進化させようではないか、と気になっていた本をAmazonから購入。
『The Pie Room 絶品パイ料理 “パイの帝王” が贈る80のレシピ』(グラフィック社:カラム・フランクリン著、エリオット ゆかり監修)
【出版社からのコメント】 (Amazon公式サイトより)
全世界から注目を集めるパイ料理の名店「ザ・パイ・ルーム」の80の名レシピを紹介。
究極のソーセージロールやタラゴン風味のチキン&マッシュルームのパイといった典型的なパイやタルトから、豪華な傑作ビーフ・ウェリントンやスズキのパイ包み焼きまで、究極の生地を使った風味豊かで目にも美しいイギリスのパイの数々は、おもてなし料理にもピッタリ。
世界のパイ好きに捧げる、パイ料理のバイブルです。
パイ生地を最初から作る自信というかやる気はまだ湧かないけれど…見ているだけでもワクワクとお腹がすく、パイ好きにはたまらなぬ美味しそうがいっぱいのレシピ本です。
*****おまけのTYO*****
大好きな東京ビストロ「Le Bouton」(ルブトン)で先日いただいた新作裏メニューは、ビリヤニ。
パクチー多め、味変にヨーグルトソースを添えていただく、パラパラ&サラサラライスのと〜っても美味しいビリヤニでした\(^o^)/
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