モダン・カタラン・スパニッシュ"Bikini"
パリの1枚。
何年か前にちょっとしたタパスブームが起きてお店が増えました。
ワイン片手に居酒屋感覚。
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赤坂へGo!
最近度々赤坂サカス界隈に出かけています。
一番の理由は、赤坂ACTシアターでの観劇。
今回は堤真一さんと橋本良亮さん(A.B.C-Z)が主演の「良い子はみんなご褒美がもらえる」を楽しんできました。
(ネタバレのあらすじは割愛)
予習等せずに出かけたので、くすっと笑いを誘うシーンが随所にありながらもシリアスな内容で鑑賞直後は眉間にシワが寄っていたかも?!
「人は平和を願いなら戦争の準備をする」といったような社会の矛盾に疑問を投じるセリフも多く、社会にも一個人にも矛盾は抱えがちなことを思い、正しいとか正しくないの判断は立場が違えば見え方が違うし…とセリフの一言から考えさせれているうちにまた次に考えさせるようなセリフが続き、休憩なしの75分は集中力が必要でした。
鑑賞後は、そんな頭にクラクラするほどのお花の香りに包まれてしまった。。
と、今日はそんな観劇鑑賞ネタではなく、観劇前に美味しくいただいた赤坂サカス内の赤坂Bizタワーにある「モダン・カタラン・スパニッシュ“Bikini”」。
日本におけるスペイン料理界の第一人者、ジョセップ・バラオナ・ビニェス氏がカタルニア地方の伝統料理を現代風に進化させた本格スペイン料理「モダン・カタラン・スパニッシュ」のレストラン。
最近はなかなか行けずにいますが、そもそもスペイン、スペイン料理が大好きなので以前から気になっていた“BIKINI”(ビキニ)。
お料理は観劇用コース料理に。
K「スペインと言えば、赤ワイン・リオハ♡」
夫「まずはサングリアだろ〜」
K「早飲みワインでもしっかり濃厚、さすがリオハ♡」
K「ところで店名だけど、水着のビキニと同じ?!」
夫「同じだと思う」
とは言え当然店名の由来はそうではなく、“Bikini”とはスペイン語でイベリコハムとチーズを挟んだホットサンドのことだそう。
最初のピンチョスセットの前菜は、そんなビキニも入った8点盛り合わせ。
手前から順にグリンピースのエスプーマスープ、ビキニ、生ハムコロッケ、エビ、スパニッシュオムレツ、蕗の薹&大根、タラコ&うずら、タプナード。
いずれもひと口サイズですが、個性があって美味しい楽しい!
ソパ・デ・アホ☆
カタルニア地方の伝統料理、ニンニクのスープです。
ニンニクと言ってもスペインのものは日本のものと比べるとかなりマイルド。
匂いもピリピリ感も薄く、むしろ甘味が際立つ優しいスープ。
パエリアはお米バージョンorパスタバージョンの選択で、後者をチョイス。
パエリアのお米の代わりにフィデオ(fideos) と呼ばれるパスタで作るカタルニア料理の「フィデウワ」(Fideuá)。
こちらのお店ではフィデオではなく、もっと細めのパスタを使っていましたが、カウンター越しにその作る様子を興味深く観察しました。
美味しそうに登場♬
パスタの表面がパリッと香ばしく、お米パエリアとはまた違った美味しさ。
何度か他のお店でも食べたことがあるものの、こちらのお店は具(海老、アサリ、鶏肉)とのバランスも良く、フレッシュな甘味と酸味の生トマトもアクセントとなり感激のお味。
夫「これ、自宅で作ろう!」
K「パスタは、カペリーニでいけそうだね」
しっかり研究しなくては!と、ひと匙ずつ味わっていただきました。
じっくり味わって食べていたら時間がなくなり演劇開演時間まじかに。
デザートはスキップしてコーヒーだけで我慢。。
改めてゆっくり食べに来たい思ったモダン・カタラン・スパニッシュ"Bikini"でした。
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