Bill Cunningham New York☆
Autumn has come.
オシャレを楽しむ季節の到来。
この秋のオシャレ計画をあれこれ立てる前に何か参考になる、気分が盛り上がる映画はないか?と思っていた矢先、見つけたのが『ビル・カニンガム&ニューヨーク』(原題Bill Cunningham New York)。
Amazon Prime Videoのレンタルで鑑賞しました。
全米で大ヒットを記録し話題を呼んだファッション・フォトグラファーBill Cunningham(ビル・カニンガム)のドキュメンタリー映画です。
2010年製作(日本では2013年公開)で、決して新しい作品ではないのですが、今観ても、どこを切り取っても、古さのようなものは感じられず個人的には思いきり楽しめました。
ビル・カニンガムは、ニューヨーク・タイムズ紙の人気ファッション・コラム"On the Street"と社交コラム"Evening Hours" を担当する名物フォトグラファー。
この作品の中で80歳のバースデーを迎えてましたが、そんな年齢などものともせぬパワー溢れる様子で、青い作業着に身を包み、自転車にまたがり、ニューヨークのストリートに繰り出してはスナップを撮り続ける日々をなんと50年以上。
彼の目に適うファッション、オシャレは見ていてワクワクする。
有名人、セレブかどうかは関係なく、純粋に真摯にオシャレを追求するその姿、ニコニコ笑顔とキラキラの瞳で話す姿は永遠の少年のよう。
誰にも何も媚びず、トレンド云々とも別にスタイルのある人を追いかけたキャリア、人生。
彼自身の生活はシュールにシンプルで質素。
一途にファッションを愛したその生き様は煌びやかなファッションシーンとは別世界。
2016年に87歳でお亡くなりになっていますが、きっと最期までファッションを愛し、楽しみ、寄り添っていたことをが想像できる素敵なドキュメンタリーでした。
オシャレしたい!な気持ちを大いに刺激されました。
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パリの1枚。
凱旋門に国旗があったある日。
只今凱旋門は、「L’Arc de Triomphe empaqueté 」(Arc de Triomphe, wrapped )。
公共建造物を梱包する芸術家ユニット「クリスト&ジャンヌ=クロード」よって梱包されているそう。
包まれた凱旋門を直に見てみたい…!
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