
Boutiquehotel Das Tyrol☆ダス チロル
ウィーン国際空港からタクシーでウィーン市内までの所要時間は約30分。
オーストリアはほぼ北海道と同じ面積で東に頭があるオタマジャクシのような形の細長い国。
そしてウィーン市は東京都と同じで23区からなっていると知りました。
とは言え東京のような巨大都市ではなく、主な観光スポットは「リンク」(Ring)と言う1周約4キロの1区に集中しています。
今回私達が宿泊するホテルの場所は、その1区の隣りの6区。
博物館地区と呼ばれるミュージアムクオーター(Museumsquartier、通称MQ)近くにある小さな“Boutiquehotel Das Tyro”(ブティックホテル ダス チロル)。
グリュスゴット(こんにちは)!と挨拶をしてチェックイン。
オーストリアの公用語はドイツ語だそうですが、ドイツのドイツ語とは挨拶はじめ全く違う単語も多々あり「グリュスゴット」もそのひとつ。
こちらのホテルは立地の良さ、便利さで選んだプチホテルなのですが、「ブティックホテル」と言うことで内装はとてもデザインがかっていてユニーク。
赤が基調のフロントスペース、壁にはファッションショーのランウェイの様子を描いた一枚。
各フロアの廊下はロックに描かれたディズニーキャラクターたちがいっぱい…。
地下フロアには大きな水槽のある部屋があり、そこがマッサージ&エステルーム。
そして今回泊まったのは、こんなお部屋。
とにかく全てがモダンな作りでおもしろい!
一見トイレの水を流すボタンがどこにあるのかわからない…。
よく見たら微かな印的に長さの違うラインがあり、それがボタンでした。
K「ドライヤーがないんだけど…」
夫「そのシルバーの箱」
K「え、、この巨大弁当箱?」
それは以前から使ってみたいと思っていたダイソンのもの。
音はとても静かでしたが、思ったより乾かすのに時間がかかるな〜な気も?!(髪には優しそう)
各部屋に備え付けのiPad。
ルームサービス、エステ等の宿泊ガイドもこれで簡単に見れる。
(アナログな私は紙の方が見やすかったりもするけれど…)
窓からの眺めは気持ちいい青空。
K「おっ!ネスプレッソ♡ やっぱりうちも欲しいよね、これ」
夫「別に。俺はドリップが好きだから」
K「いや、かなりこれは便利で普通に美味しいから今から実演しま〜す。少々お待ちください♬」
「ホントだ、簡単なのに美味しいな。しかもお手入れ楽々!」と言わせようと、いくつかあるカプセルの中からなんとかルンゴなるものをチョイス。
K「簡単、簡単。たぶんここにカプセルと入れてポチッとな」
シーーン。
K「出てこないんだけど…」
夫「・・・。」
K「これ、壊れてるんじゃないの?」
夫「っていうか俺は今はコーヒーなんて飲みたくないんだけど」
K「簡単にできないんじゃ私も興味ないな〜」(何事も諦めが早い)
と、早々にマシーンから離れてフロントでもらったウィーンの地図を眺めて今日の観光ルート確認。(もうコーヒーはどうでもいい)
ガチャガチャとネスプレッソマシーンと格闘し続ける夫。
夫「コーヒーでたよ!」
K「ダーンケ、ダンケ! うん、やっぱりなかなか美味しいね」
K「でもコーヒーの美味しいカフェ文化のウィーンに来たんだからこんなホテルの一室で格闘している場合じゃなかったかも」
夫「・・・!」
さて、どうでもいいことですが今回のホテルはじめ機内、レストラン、カフェ、美術館のお手洗いに入って思ったのが、どこもハンドソープと一緒にハンドクリームが備えてあること。
毎年行く雪山スキー場のホテルもそうなのですが、それはホテルだからと思っていたのですが、今回少なくとも私が行った場所のほとんどにハンドクリームが備わっていました。
乾燥しているのでそれはありがたいし、オーストリアの方は常日頃ハンドケアはきちんとしているのかな?!
それにしても、宿泊ホテル「ダス チロル」は驚きのデザインが色々で、中でも地下フロアの赤いパイソン柄のトイレには驚いた…。
と、ホテル散策も終わったところで市内観光へGo!
ホイップクリームたっぷりのアイスカフェーは暑い日に体に沁み入る美味しさ♡
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