
Caffè Pascucci☆次なるブームは?
昨年のスイーツブームと言えば、マリトッツォ。
アレンジもの、変わり種もあれこれ登場して楽しませていただきました。
それに次ぐnextマリトッツォは?と、あれこれ囁かれる中で度々耳にするのが、“Bombolone”(ボンボローネ / 複数形 bomboloni ボンボローニ)。
ボンボローネ!
それだったらパトロールエリアのこのお店。
時々お茶やランチに利用する外苑前駅近くにあるイタリアンカフェ「Caffè Pascucci」(カフェ パスクッチ)には以前からボンボローネが数種類並んでいます。
ボンボローネは、これまたイタリアの伝統菓子で、北イタリア、トスカーナ州の郷土菓子。
砂糖がまぶされた揚げパンにレモンやオレンジ風味のカスタードクリームはじめチョコレートやジャムを詰めたお菓子なパンというかドーナツ的なお菓子。
この手のものはヨーロッパの、世界中の、あちこちに存在しているので特別新しい味という感じはしないものの、万国共通的な安定のおいしさ。
これがまた行く先々の旅先で歩き疲れた休憩にパクつくと感動的に美味しかったりするのだ。
という訳で、ウフィツィ美術館で美術鑑賞後に食べたいね!と妄想しながらピスタチオクリームをチョイス。
ひとくち夫に分けまして、
K「美味しいでしょ。パリの近所のパン屋さんのベニエ、オーストリアのクラプフェンを彷彿!マリトッツォより好き♡」
夫「俺はマリトッツォの方が好き」
え・・・。
それはまさかの返事だ。
去年はあちこちにあったマリトッツォを冷めた目で見てたよね…?
そんな特別美味しいもんじゃないだろ〜とも言ってなかったか…?
わーい、マリトッツォ!な私に「またかよ…」と向けたあの冷視線。
どの口が言ってんだよ、おい!と思いながらボンボローネを味わったケーコでした。
うん、個人的にはマリトッツォより好き!な答えにブレなし。
次回はまた違うクリームをいただきたいと思います。
さて、この日一緒に買ったのは、カンノーロ。
これ、カンノーロ?!
良く知るシチリア名物のものとは別物。
筒状ドーナツにカスタードクリームがイン。
なんとなく形が違うだけのボンボローネ感もするものの、揚げパン好き、ドーナツ好きとしては好きなことは否めない。
それからちょっと気になって思わず買ってしまったのは、Torta del Nonno(トルタ・デル・ノンノ)=「じいじのケーキ」と名付けられたケーキ。
グルテンフリーのチョコレートケーキで、ふんわり柔らか&口どけ軽め。
見た目よりも甘さは控えめ。
見た瞬間、これはアメリカンな夫用だなと確信したチョコチップバナナチーズケーキ。
予想通り「好きな味だ♡」(by 夫)とご満悦だった。。
という訳で今回はドルチェばかり買ってしまいましたが、こちらのカフェは、フォカッチャで作るサンドイッチ各種も美味しく、
朝ごはんやティータイムに良さそうなお菓子なパンが並ぶ様子は、まるでイタリアのバル♬
フィオレンティーナ(フィレンツェっ子)気分で青山通りを眺めながら朝食をいただくのもよし!なCaffè Pascucci(カフェ パチョリ)です。
K「で、マリトッツォの後、次なるブームは何がきて欲しい?」
夫「ソース無しのパンナコッタ!」
K「それはこないな〜。私としてはポップオーバー!サレ系、甘系、アレンジ自在☆」
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パリの1枚。
何度訪れてもこのまばゆい階段をドレスで駆け上がりたい!な妄想が広がる。
帰り際には王子もびっくりな大足ハイヒールを残して。
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