
Carmina Burana☆
今晩来ます!と朝ラン途中でパシャッ。
夜に出かける頃は日も暮れ劇場全体がなかなか撮れずにいたので、朝撮ってみたThéâtre des Champs-Elysées(シャンゼリゼ劇場)。
改めてその建物を見上げると白亜の、この界隈らしいエレガントな建物。
その夜、出かけたのは、日本人指揮者・山田和樹さんによるOrchestre national de France(フランス国立管弦楽団)のコンサート。
演目は、『Carmina Burana』(カルミナ・ブラーナ)。
「カルミナ・ブラーナ」と聞いてすぐにピンとこなかったけれど、最初の歌い出しを聞けば、あーあれ!と映画やドラマによく使われている有名作品。(ただそこは本当に最初と最後の一部分)
ざっくりと「カルミナ・ブラーナ」とは、ラテン語で「カルミナ」は「歌」、「ブラーナ」は「ボイレン」で「ボイエルンの歌」の意味。
1803年、現在のドイツ・バイエルン州にあるボイエルン修道院で発見された、11~13世紀のものと考えられる古い詩歌集の写本で、それに基づいてドイツの作曲家Carl Orff(カール・オルフ)が作曲した独唱・合唱と管弦楽のための舞台形式のカンタータです。
今回のコンサートでは、その「カルミナ・ブラーナ」と、その前にAlbert Roussel のバレエ音楽というプログラム。
配れたパンフレットに「カルミナ・ブラーナ」の歌詞が載っていましたが、そのストーリーは中世の人々の暮らしの中での喜怒哀楽、恋愛、ちょいちょいエロい?際どい歌詞もあったり?!当時の人々の赤裸々心情ということらしいが、そこは今も変わらぬものがあるのだろうと...。
さて、今回のコンサートに出かけたのは、指揮者が山田和樹さんだったことが一番の理由。
山田さんは、あの人気漫画&ドラマ「のだめカンタービレ」の千秋先輩のモデルになったと噂される方。
ミーハー・ケーコは、「ええ〜、千秋センパーイ♡」とちょっと興味をそそられてしまいました。
その真偽はともかく、楽器はできない&音痴、クラシック音楽は全くの門外漢だった私にクラシックを聴く愉しさや気楽に身近に鑑賞するきっかけとなったのは、間違いなく「のだめカンタービレ」。
バーン!と力強いティンパニと力強い合唱で始まるその演奏に最初から引き込まれ、山田さんの指揮は若々しく躍動感に溢れ、演奏はもちろんですが視覚的に退屈しない楽しい演奏会でした。
というのも、今回鑑賞した席は2階席の舞台に向かって左側で、山田さんの姿はもちろん、オーケストラの様子が丸見え。
こんなにフルな弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器揃っての色彩豊かな大編成フルオーケストラに加え、ソプラノ、テノール、バリトンの3人のソリストに合唱団、後半は少年少女合唱団も加わり、とてもとても華やかななステージでした。
最上階席の天井桟敷の立ち見もいっぱいの盛況ぶり、また小さな子供を伴っての家族連れも多かったです。
すっかりその演奏に魅了された観客たちは熱狂、演奏後は大きく鳴り止まなぬ拍手の嵐でした。
(開演前なので空席が見えますが、私から見えた天井桟敷ほぼ満席でした↓)
その余韻に浸りながら劇場を出ると目の前でエッフェル塔がシャンパンフラッシュ☆
最初から最後の最後までド派手に楽しいカルミナ・ブラーナの夜でした。
******K子のつぶやき******
最近は移動にUberを頻繁利用。
ローシーズン@パリなこともありますが、とにかく早い、便利。
で、テスラに初めて乗りまして「大きなナビだな」「え、それPC?」などと思ったコントロールパネル。
周りの環境がよく見えることにびっくり!
なかなか怖い運転ですり抜けてくるオートバイなどがよく見える。
んーー、私が運転するならテスラは候補かも。
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