
Cassis☆南仏のカワイイ港町
☆南仏ブログ☆
お〜っ、今日も朝からイイ天気☆空に感謝!
そしてAA夫妻の車に乗り込んだら出発。
今回の南仏バカンスブログをアップするにあたり、何回呟くのか?と思うけれど、冬でも容易に青空が拝めることが、本当に羨ましい南仏。
曇り、暗い、寒い、雨がちなパリから来ると、また雪雲空の下で育った私からすると、殊更冬の晴天はパラダイスに感じられる。
というわけで、ドライブ日和にマルセイユを離れ隣町へ。
途中、車を降りてみると、断崖な塀の上でトレーニングをするムッシュが!
ちょっとちょっと、そんなところで腹筋なんてしてて大丈夫なの?
その命知らずのチャレンジが南仏流?!
バランス崩したら崖を転がってしまうと心配したのですが、塀のすぐ向こうはフラットで、落ちる心配はどうやらなさそう。ホッ!Please go on(^_−)−☆
そんな光景なども見ながらやって来たのは、マルセイユから東に約30キロに位置する小さな港町『Cassis』(カシ)。
マルセイユと比べたらギュギュッと小さな町。
町の中心部の港もコンパクトですが、その港を囲むカラフルな壁のお店がなんとも可愛らしくステキ。
で、この町の特徴は?何で有名なのか?
私達夫婦が知っていたのは、美味しい白ワインの産地であること。
一時期テーブルワインとして自宅に常備していたのが、Domaine du Paternel(ドメーヌ・デュ・パテルネル)の辛口白ワインで、カキフライをはじめとした魚介の揚げ物、フリットに合わせて飲んでいました。
それしか知らずに来て申し訳ないけれど、美味しいワインがあるところには美味しい食べ物アリです。
そんな食いしん坊バンザイ話は、また後ほど。
そして今回ワイン以外に知りました!
カシは「calanque」(カランク)の町だと。
calanque(カランク)とは、フランス語で「細長い入り江」という意味で、マルセイユからカシ、その隣りのラ・シオタにかけてのエリアは2012年にカランク国立公園に指定され、カシの町全体がすっぽりとカランク自然公園内に収まる、The景勝地なのでした☆
その美しきカランクは、マルセイユから全長20Kmにも及び、氷河時代の地殻変動で形成された石灰岩の断崖絶壁だと。
「ナポリを見てから死ね」じゃないけど、「カシを見ずしてパリを見ても、フランスの魅力をなんもわかってないよ」(Qui a vu Paris et pas Cassis, n'a rien vu!)なんて言われてるそう。
実際、私もちょっと散歩しただけで、その豊かで美しく雰囲気の良さが伺え、シーズンオフでもそこそこ人が集まるのだから、夏は相当な人気バカンス地なのでしょう。
海岸にやってきました。
ん?デジャヴ!?
この眺め、この空気、知ってる!と感じたのは砂浜ではない石のビーチに立った瞬間。
我が家のセカンドハウスがある港町も砂浜は少なく、多くは石海岸。
ビーチ散歩で足裏に感じる触感は、まさにこれ。同じ。
調べてみると、昔カシの石は建材や舗石として重宝されていたそうで、ニューヨーク「自由の女神」の土台もカシの石だとか!?
Ourセカンドハウス近辺もかつては石切場として有名でして、江戸城はじめ関東のお城の石垣に使われたり、庭石、墓石として使われています。
そんなことから一気にカシの町に親近感が湧きました。
それに私は石好き。
海岸の石をお土産に♡
カランクについては、色々な遊覧船ツアーがあるそうですし、また名所として343メートルのヨーロッパで一番高い岸壁Cap Canaille(カナイユ岬)なるものもあるカシの町、それらはまたの機会にトライしてみたいです。
*****K子のつぶやき@パリ*****
ボンマルシェ(Le Bon Marche)で始まった新なインスタレーション「Mise en Page」。
それは大好きだったセレクトショップ「Colette」(コレット)の共同創設者で、「Just An Idea Books」の出版者でもあるSarah Andelman(サラ・アンデルマン)によるもの♡
集められたたくさんの本、そして本にインスパイアされたアイテムも色々。
今年はもっと本を読む!な志を新に。
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