
この春は、cavolo neroに夢中です。
これで何回目?!
春を感じ始めた頃からほぼ毎週食卓に上がっている食材は、これ。
カーボロネロ(cavolo nero)。
過去にレストランで食べたことはあったかも?ですが、自宅で調理するのは、たぶん初めての野菜。
出逢いは、週末の青山ファーマーズマーケット。
ちぢみほうれん草と思って近づいたその野菜は、イタリア・トスカーナ地方原産のキャベツ。
キャベツといっても一般的な球形ではなく、ほうれん草チックで、ケールと同じ仲間なのだそう。
色か濃く暗い緑色なので日本では「黒キャベツ」とも呼ばれているものだと知りました。
葉は細長く縮れ裏側に丸まっていて、表面の凹凸があり、硬めな食感なので、なまでサラダで食べより炒めたり煮込んだりと加熱向きだそう。
炒めてもなかなかの歯ごたえで味が濃く美味しく、個人的にはケールよりもクセがなく、食べやすく感じてます。
松の実と一緒に簡単にガーリックソテーにしたりしてますが、
リピートしているのは、パスタ。
合わせるものをアレンジしつつ、この日はパンチェッタ、ベーコン、ガーリック&鷹の爪、そして羊乳チーズ「ペコリーノ・ロマーノ」をたっぷり効かせて、やや太めのパスタでいただきました。
こうして知らない野菜に出会うと栄養素にも興味が湧きます。
こんなに味が濃いなら栄養価も高そうと調べてみると、とにかくミネラル豊富。
カリウムやカルシウム、ビタミンではビタミンC、K、Uなどなど。
聞きなれないビタミンKは脂溶性のビタミンで、カルシウムと同じように丈夫な骨づくりに不可欠だったり、ビタミンUはキャベツから発見された栄養素で別名キャベジン(!)とも呼ばれ、胃酸の分泌抑制や胃粘膜の新陳代謝促進などの効果があると。
これもペペロンチーノベースですが、季節の桜海老と一緒に。
桜海老とも合う!なカーボロネロ。
K「はい、ここで質問。この前テレビのバラエティ番組の中で、“一生野菜が2種類なら?”っていう質問があったのね。あなたなら何?」
夫「キャベツ。これは決まり。もう1つは何かな〜、アスパラかな」
K「へ〜。私はまずはカボチャ。おかずOK、デザートOK、優秀です。もう1個は大根?!」
K「ちなみに、この質問をされたキムタクは、キャベツとトマトって答えてたよ。トマトも料理のアレンジ幅広いからね」
夫「確かに!俺もやっぱりトマト♡」
さて、先日もまた青山ファーマーズマーケットで購入したカーボロネロですが、こうして繰り返し食べていると、マーケットへ行ってみると、同じ野菜でも農家さんによって違いもあって面白いです。
そろそろ季節も終わりのようで、食べ始めた頃、まだ肌寒かった春先と比べると、葉も柔らかく、おとなしくなってきた感じです。
今後は毎年いただくこと間違いなし、来シーズンも楽しみなカーボロネロです。
***********
パリの1枚。
コーヒーの美味しいお店も増え、ラテアートも珍しくなくなった♬
イタリア旅行を繰り返していた20代の頃、帰国前にパリに寄って最後のショッピングというプランを楽しんでいたのですが、パリのコーヒーはどこで飲んでもあまり美味しくなく、なんかちょっとショックだった…は遠い思い出。
ARCHIVE
MONTHLY