
Château du Landel☆ノルマンディなディネ
秋ヴァカンスブログに戻りまして、宿泊ホテル『Château du Landel』(シャトー・デュ・ランデル)でのディネ(ディナー)の様子を。
旧き佳き、いかにもフランス、ヨーロッパ的なダイニング。
綺麗に写せてませんが、窓の外からはちょっとキラキラなイルミネーションが見えてロマンティック。
そんなイルミネーションを見ると、もう晩秋。
あっという間にノエルがやってきそうな気配を感じる。
このブログでも度々書いてますが、動物の中ではいつからか鹿好き♡
黒目がちな円らな瞳、芸術的に美しい角、飛び跳ねる姿は躍動感があって颯爽とカッコイイ!
こんな剥製が欲しいと秘かに思ってはいるが、実際我が家には飾る場所、似合う場所がない…。
クラシックな雰囲気全開なのに、メニューはタブレットとはちょっと驚いた…!
今時ですね〜。
でも助かるわっ!!最近老眼を感じている私としては、こんな薄暗い間接照明では悲しい哉メニューを読むのに四苦八苦。。
タブレットなら画面を明るくしたり、ズーム、ズーム、ズーーームっ!と文字を大きくして読める☆
乾杯の食前酒は、地元名物Pommeau de Normandie(ポモー・ドゥ・ノルマンディ)。
発酵したノルマン林檎ジュースにカルヴァドスをブレンドしたもの。
フルーティーで、ちょっと甘めで飲みやすいお味。
それを片手にメニュー選び、大人のヴァカンス♡
すぐさまアミューズの登場。
この夜は前菜、プラ、デセールとアラカルトメニューでいただくことに。
コロナ禍ですっかりフランス語メニューにも縁遠くなっていたので、読むだけでちょっと嬉しく、フランス欠乏症だったな…とか思ったり。
という訳で、ここではフランス語で♬
<Filets de caille fumés au foin, flan d’asperges blanches et jus d’herbes fraiches>
燻製されたウズラ。
真ん中に白アスパラガスのフラン、フレッシュハーブのソースで。
<Noix de St Jacques snackées et beurre noisette aux algues bio>
今が旬なホタテ。
<Cœur de Coupigny rôti aux épices, noisettes et pomme>
ハート型の地元チーズCœur de Coupignyをローストしたもので、食前酒のポムーとよく合う♡
<Turbot, crème d’échalotes au beurre fumé au foin>
ヒラメ。
やはりノルマンディらしくバター&クリームソースたっぷりで。
<Suprême de pintade, sauce au cidre>
ホロホロ鶏をシードルのソースで。
<Pièce de veau, crème de Meule de Bray au miel de nos ruches>
とりわけな特別感もなく仔牛料理がサラリといただけるところにフランスを感じる。
デセールは、
<La belle pomme fondante aux agrumes>
じっくり煮込まれたノルマンディ林檎。
<Chocolat croustillant>
サクッと食感のチョコレートケーキ。
<Tarte de saison>
季節のタルトは梨でした。
<Mousse au chocolat>
チョコレートムース。
このチョイスは私。無性にチョコレートが食べたくなって迷わず選んだのですが、これがガツンと目が覚める甘さでした。
食後はシェフがご挨拶にでてきてくれました。
作った人の顔が見れ、お話を伺えると、料理の思い出はしっかり残ります。
地元食材をふんだんに使った、ノルマンディ料理をゆっくりと満喫した夜でした。
76220 Bézancourt
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