Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Christmasカウントダウンは本場の☆

今回帰国直後にちょっと驚いたことの一つがご近所パトロールエリアのパン屋さんやパティスリーで「シュトーレンのご予約開始」な宣伝が多かったこと。

いつからかシュトーレンもすっかり日本のクリスマスに馴染んでいたんだなぁと。

パリはどうかというと10数年前はやはりまだマイナーな印象でしたが、こちらもわりと見かけるようになりました。(とは言え主役はbûche de Noël、クリスマスケーキ☆)

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そんな中、先日Rちゃんからプレゼントでいただいたのが本場ドイツ・ドレスデン“Emil Reimann”(エミール・ライマン)のシュトーレン。

“Emil Reimann”(エミール・ライマン)はドイツ王室御用達の、シュトーレンを作り続けて500年以上と言われる老舗。

自称シュトーレン好きですが、本場のものをいただくのは初めて。

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ところでシュトーレンの歴史は古く、ドイツのNaumburg(ナウムブルク)という町で1329年に誕生したと言われ、元々は司教へクリスマス断食用のパンとして献上されたのが始まりだそう。

(ドイツ語では「シュトレン」(Stollen)と発音するらしいけど。。)

その形は「幼子イエス」を象ったとされていますが、確かにこうして表面にたっぷり粉糖がまぶされた様子は綺麗なおくるみに包まれた感じ。

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いただいたボックスの中には、なんだかとても立派な保存用巾着袋と粉糖が入っていました。

シュトーレンはキリスト教で「アドヴェント」と呼ばれるクリスマスイヴの4週間前からの日曜日ごとにクリスマスイヴまでの期間に食べるもの。

そんなクリスマスを楽しみに待ちながら一切れずつ食べ、その熟成による味の変化を楽しむクリスマス名物のいつからか虜になっております♡

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で、取り出してまず驚いたのはその香りの良さ、ドライフルーツとほんのりブランデーの芳香。

原材料で一番多いのは干し葡萄なので、どこを食べても干し葡萄があり、オレンジピール、レモンピール、アーモンドとのバランスが良く、生地にはマジパンが練り込まれ、食感はしっとりというよりサクサクでポロポロ。

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かなり大きいのでクリスマスイヴまでに食べる終わるかな…とちょっと心配したものの、それは全くの杞憂。。

甘さ控えめで食べやすく、美味しくて日に日に食べるスライスが厚くなってきましたし、ひと切れのつもりが我慢できずふた切れに。

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シュトーレンに合わせるドリンクはホットワインや赤ワインも合うと思うのですが、ここ最近の私はKusumi Tea(クスミティー)のスパイシーチョコレートフレーバーで楽しんでます。

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残りは巾着にしまって、益々美味しくなることを祈る!

クリスマスまでもうすぐ♫

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KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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