Cimetière de Montmartre(モンマルトル墓地)のお散歩
パリの墓地にはたくさんの有名人のお墓があり、以前からお散歩気分で歩いても面白いよ〜
とは聞いていたものの、なんとなくずっと「墓地」に行くのは怖いと思っていました。
それが5月にYMご夫妻とAuvers-sur-Oise (オーヴェル=シュル=オワーズ)のゴッホが
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/post-342.html )
眠る墓地を訪れた時に、意外と怖くないと感じ、すっかり免疫?もできたので自宅から
徒歩で行けるLe cimetière de Montmartre(モンマルトル墓地)へ行ってみることに。
入口を間違って墓地の敷地をグルリと一周してようやく辿り着きました。(汗だく...!)
入口は道路の高架下。
入ってすぐ左手のところに自由に借りれる地図がありました。
パッと見ただけでも、かなりのお墓の数と敷地の広さなので全部を見るなんて無理。
なので気になる人のお墓の位置をチェックしたら、ルートを決めて出発。
ざっくり見てみると、
・ヴァーツラフ・ニジンスキー(バレエダンサー・振付師)
・エミール・ゾラ(作家)
・ギュスターヴ・モロー(画家)
・エドガー・ドガ(画家・彫刻家)
・スタンダール(作家)
・アレクサンドル・デュマ・フィス(作家)
・ハインリッヒ・ハイネ(詩人)
などなど。地図の裏が一覧表になってます↓
広々とした敷地には通りに名前があり、散歩道的に綺麗に整っています。
広場のようなところには、お花を囲んでベンチもあり、まるで公園のよう。
この日も地図を片手にデートらしいカップルや学校の授業のように団体で来ている中学生らしい
グループをいくつか見かけました。
迷っておまわりさんに道を尋ねているのが、ちょっと面白かったです。
それにしても個性的なお墓がたくさん!
まるで教会のようなお墓や
可愛い天使を乗せたもの、
ガラス張りのこんなにモダンなデザインも☆
そしてやはり有名人のお墓を見つけるとちょっとドキドキ♥︎
フランソワ・トリフォーのお墓は、黒くシンプルで小さな鉢植えが並べられていました。
ペトルーシュカの像が置かれたバレエダンサー・振付師のニジンスキーのお墓はすぐにわかりました。
参拝者が絶えない感じだったのが階段を上がったところにあるエミール・ゾラのお墓。
(↓画像左上の胸像があるところです)
作曲家のエクトル・ベルリオーズのお墓は、なんとも言えない空気が流れているようでした。
耳をすませたらリアルに「レクイエム」が聞こえてきそう♫
作家で劇作家のアレクサンドル・デュマ・フィスのお墓は大きかった☆
「椿姫」は今でもオペラもバレエも人気演目ですよ!とご報告。
お墓の天井にもデザインがあって、やはりなかなかユニークなお墓でした。
数日暑くなったと思ったらまたガクンと気温が下がるのが夏のパリ。
木陰は気持ちいいくらいの涼しい風も時々吹いて、パリのお墓は散歩にいいよ☆と言われていた
ワケがわかり、想像以上におもしろい墓地散歩でした。
一つ残念だったのは、大好きな画家の一人ギュスターヴ・モローのお墓を見つけられなかったこと。
今度来た時は、必ず参拝したいと思います。
おまけのパリは、「あれから一年」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-668.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Cimetière de Montmartre(モンマルトル墓地)
20 Avenue Rachel, 75018 Paris
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