
Cuisine de Noël 2020☆
コロナだろうと戦時中だろうとクリスマスはやってくる。
この日ばかりは世界中で幸せと平和を祈りたいものです。祈ります!と今年は殊更強く思ったクリスマスです。
K「おうちクリスマス、イブのディナーはどうする?何食べる?」
夫「俺たちクリスチャンでもないんだし適当でいいよ」
K「だよね」
夫「ま〜イブの夜から当日25日の昼までがお祝いムード、お祝いメニューだな。そこまでのセットで考えておけばいいよ」
K「え・・・」(クリスチャンか!)
そこで今回お取り寄せしたのは、このセット☆
チキンではなく『北京ダック』。
あれこれcuisine de Noël (クリスマス料理)を考える中で今年はチキン以外を食べようということになり、ローストビーフ(先日食べた)、羊肉(これも先日のお招きで満喫)、和牛ステーキ(シンプル過ぎる?)、ビーフ・ウェリントン(今月はフォアグラ食べ過ぎだぞ…)、ど〜しよう!?な中で中華に決定。
北京ダックをこんな風に一羽丸ごと買うのは初めてです。(首つき…!)
でも下処理等はされているのでオーブンで焼くだけ、簡単。
ただ想像以上の大きさに驚き、オーブンに入るのかな?!と。
入りました。
200度のオーブンで片面約25分ずつ焼き上げます。
お〜、いい感じの飴色&美味しそうな香りでお腹側が焼けました。
足をつまんでひっくり返すのがちょっとドキドキ。
エイッ!とな。
背中側も約25分のロースト。

そして表面に油か水飴を塗ると照りが出て綺麗に仕上がるそうで、今回我が家では鴨脂にメイプルシロップを混ぜたものを塗ってみました。
そして再びオーブンに入れて約10分。
優しいメイプルの風味と旨味のある鴨脂で表面はパリパリこんがりになりました。
さて解体、皮剥ぎは上手くできるのか?
皮がパリパリに焼けたので身離れが良く、思ったより簡単に皮を薄く切り取ることができました。
おもしろい!
その傍らでカオヤーピンを蒸しました。
これがモチモチムチムチな美味しいカオヤーピンで、近所のレストラン以上かも?!
巻く野菜はキュウリ、白髪葱が定番ですが、今回は芽ネギと黄ニラ、そして更なるクリスピー食感を求めアボガド&クリームチーズチップスを用意。
ディナーの準備もほぼ整ったところでワインを抜栓。
あああああ、、ソムリエールケーコとしたことが失敗。
コルクが思ったより長くて途中で折れてしまいました。
それでもなんとかコルクを瓶に沈めず引き抜くことができました。
という訳で、北京ダックに合わせたのはニュージーランドの大好きなKUSUDA WINES(楠田ワイン)のPinot Noir(ピノ・ノワール)2012。
比較的シラーが人気ですが、ピノ・ノワールもとても美味いと思うKUSUDA WINES(楠田ワイン)です。
前菜は、フカヒレ姿煮スープ。
こちらもお取り寄せで、フカヒレは綺麗に下処理済みのもの。
まずは水と紹興酒と生姜スライスの中に浸けて1時間。
それから圧力鍋で柔かくトロトロに。
その後、干し貝柱を追加した付属の煮込みスープでコトコト煮込みました。
黄ニラを添えて完成。
Joyeux Noël !(ジョワイユ ノエル)
と、日本にいて、しかも中華なディナーなのにグラスを掲げた瞬間私達の口から出たのは「ジョワイユ ノエルっ」なフランス語だったのがちょっと笑えました。
フカヒレスープの味変に途中で赤酢代わりにモルトビネガーを。(これが美味しかった)
で、実は私、北京ダックが大大好物♡
これを遠慮なく一羽丸ごとな勢いで頂けるなんてサイコー!
巻いて巻いて〜♬
パクッとね。
夫「巻き方としては上は開けておくのが北京ダックの食べ方でしょ」
K「レストランじゃその方が綺麗だけど、甜麺醤たっぷりで巻いてるんで溢れる危険があるからこれでいい」
夫「ちっとも美味しそうに見えない。まさかそんな写真をブログにアップするの?」
してますけど…。(↓)
夫「ウマっ!」
こうしてワインとともにイブの夜は北京ダックを大満喫。
皮を食べることに専念しましたが、この北京ダックは身の部分はホイコーローやチャーハン、お蕎麦などに入れても美味しくいただけるということなので食後に解体しました。
すると、たっぷりと肉部分が取れたので後日アレンジしながら楽しみたいと思っています。
何はともあれ、Joyeux Noëlでした☆☆☆
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東京の1枚。
わざわざ見に行ったわけではないのですが、買い物からの帰り道に見た六本木のイルミネーションは今年も綺麗でした。
スマホを構えた瞬間、目の前にいたカップルがチューしたので驚いたけど。
恋人たちのクリスマス、目の当たり!?
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