
まずは"Dino Expresss"(ディーノ・エクスプレス)
バカンスの楽しみは現地で食べる美味しいもの、食事♪
ローマ旅行ではその都度気になるリストランテやトラットリアがあるので同じお店へ
繰り返し行くことはほとんどないのですが、ココは例外☆
それが"Dino Expresss"(ディーノ・エクスプレス)。
(関連ブログ⇒https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/dino.html)
週末だったこの日、12時過ぎには既に店内はほぼ満席。
出た!メニューは日替わり手書きメニュー。(お店ではイタリア語以外は一切通じません。)
ワインはハウスワインの赤か白のチョイスで、飲んだ分だけチャージされます。
プリモ・ピアットに私はラザニア。
う〜〜ん、美味しい(●^o^●) 私にとってはすっかりこの味がローマのマンマの味☆
こちらは白インゲン豆のスープ、ショートパスタ入り。
唐辛子はお好みで。
セコンド・ピアットは"polpette al sugo"(ミートボールのトマト煮込み)。
K「相変わらず美味し〜。でも、これ去年食べた時とちょっと味が違うと思う。」
「なんの違いだろ?」
夫「家庭料理なんだから味は毎回違うでしょ。明日食べに来てもまた違うんじゃない。
美味しかったらイイんだよ。」
K「確かに...。考えながら食べるんじゃなくて、本当に実家にいるようにリラックスして
食べれるもの、食べれる雰囲気がこの店の魅力だね☆」
言葉が通じないのでヘンなイタリア語単語とボディランゲージ使いまくりで伝えるしかない
のですが、またそれが面白い(^◇^)
「私、これ、ポルペッティ、トマト、ん〜だから、夫は違う、あなたの、好きな、もの」
通じたのかどうか?!
お店を仕切るディーノさんは笑顔で「クエスト!(これ)、仔牛の煮込み料理」と。
私達がプリモ・ピアットを食べ終わった頃、隣りのテーブルの一番年上っぽい男性が
立ち上がり、「はーい、じゃオーダー決めます。ラザニア食べたい人、手挙げて〜」と。
別々の3家族と思っていたら、みんな同じグループ、一族郎党。
土曜日のお昼はこうして集まって家族、親戚で食べるみたい。
その大グループの隣りに私達日本人2人はポツネンと座るシュールな店内。
K「あのパスタ、具がないよ。黒胡椒ぐらいしか見えない。」
夫「たぶんローマ名物の黒胡椒とペコリーニチーズだけのCacio e Pepe(カチオ・エ・ペペ)
じゃないかな?」
K「あんまり美味しそうに見えないけどローマっ子がみんな食べてる、しかもメニュー
にないのに頼んで作ってもらってるってことは、美味しいものなのかも?」
夫「今回どこで食べてみるか〜」
K「決まりでしょ!」
そしてこちらも以前にも書いてますが、付け合わせのローズマリーの効いたポテトが美味っ!
ワインが軽めで飲みやすかったので、つい昼間っからガブガブと飲んでしまった結果、
ドルチェは食べれないほど満腹に...。
ドルチェを断ると、じゃ葡萄ぐらいなら♪と食後のカフェと一緒にサービスしてくれました。
気取らない温かいサービスも嬉しい"Dino Expresss"(ディーノ・エクスプレス)。
お会計はいつも筆談。
しっかり食べて、ワインが1本開いて45ユーロの安さ。
D「ありがとう、バイバイ、ガッラ!」
K「チャオ、ガッロ!」
と言いながら記念撮影。
ディーノさんはシニョール、シニョーラは使わず、いつもガッラとガッロで呼びかけます。
(ガッラ、ガッロはガリア人の女性形、男性形かな?!)
その声はとにかく大きくて良く通り、そんな元気な声と優しく美味しいお料理に今回も
大満足でした。
おまけのローマは、「大き過ぎるお土産!」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-411.html
à demain(^.^)/~~~
<info>
Dino Expresss
Vita Tactio, 80 ROMA
06 361 0305
(営業は月~土、12時半から昼のみ)
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