
Casa e Bottega☆やっぱりパスタは絶品!
<マルセイユ発バカンスブログ>
マルセイユを出発し、超絶気持ちいい海岸沿いのコート・ダジュールのドライブを楽しみながらイタリアにやってきたわけですが、国境を越えたら何が変わる?
よく言われるのは、国境を越えたらパスタが変わる、俄然美味しくなる!と。
それは本当だった!!
というわけで、ディナーを楽しんだのは、ドルチェアックア村の中心部ジュゼッペ・ガリバルディ広場にあるリストランテ『Casa e Bottega』。
ここ数年でパリのイタリア料理は、個人的にはかなり美味しくなったと感じてまして、素敵なお店が増えたと思います。
なので、イタリア行かなくてもパリでも美味イタリアンを十分楽しめる〜と思っていたのですが、(度々ブログにもそんなことを書いてます)やっぱり違うぞ!!と思った次第。
(店内は、オーナーの好きなものを集めた風な面白ろユニークなオブジェ&インテリア)
何が違うのかうまく言葉にできないのですが、アルデンテ加減がただ芯があるとか硬いということじゃなく、芯はあるのに生煮えの硬さではないし、ソースとパスタの関係が絶妙だし、温度も熱々だし、パスタそのものもやたら美味しい等々、食べたらわかるその違い!と言ったところです。
いただいたお料理をアップしながら、いくつかのパスタ@パリな思い出エピソードを。
二十数年前、パリのカフェで初めてパスタを食べた時は、グテングテンに茹でられた柔らか過ぎるパスタは衝撃だった。そもそもカフェでパスタを頼んだ私も悪い。
<揚げたてフライドポテトの下にはポーチドエッグ、ゴンゴンゾーラチーズソースを絡めていただく>
フランス語の勉強にとパスタのレシピ本を買って読んでみると「茹で時間は8〜20分お好みで」の記載にも驚いた。8分で上げるのと20分じゃ大違いだろ、別もんだろ、これはパスタへの冒涜だ!と心の中でレシピ本を床に投げつけた。
<大好きイタリア野菜のプンタレッラに焼きトリッパ>
流れるTVコマーシャルでは、茹で上げたパスタにチューブのトマトペーストをビューッと絞って混ぜて「簡単!完璧!マンマの味」とか言って、どうにも美味しそうに見えない、なんの具もない赤いだけの不味そうな山盛りパスタの映像に、パスタ文化・イタリア文化バカにしてる?!とさえ思え、イタリア大ファンのケーコは、そのCMが流れるたびに「どこがマンマだよ!」とツッコミを入れた。
その時代に比べたら今、パリで美味しいパスタをいただけるお店が色々できたことは嬉しい限り。とは言え、国境を越えたらもっと美味しくて!
それが、こうしてフライパンのまま運ばれてきた「ボンゴレスパゲティ」。
熱々、茹で時間も秒が勝負と言わんばかりの、これぞマンマの味☆
食事前半は、フランチャコルタで。
<ほうれん草とイカのニョッキ>
<カボチャのオレキエッテ>
地元のドルチェアックアの赤ワインは、軽めで飲みやすい。
ウサギの煮込み料理は、この地方の名物料理。
何気にサイドのベイクドポテトもかなり美味しくて感激。
ドルチェは、リコッタチーズのアイスクリーム。
<クレーム・キャラメル>
イタリアで食後酒といえば、Limoncello(リモンチェッロ)♡
やっぱり国境を越えたところのパスタは美味しかった!を実感したディナーでした。
夫「でもボンゴレは俺が作った方が旨いね」
K「え?どっからくるのその自信...」
パスタ大臣な我が家のシェフは、パスタには一家言あり!?
******プチっとパリ*****
SAMARITAINE(サマリテーヌ)向かいにあるイタリアの老舗パスティッチェリア『COVA』のパネットーネを食べてみたい♬
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