D'une rarete☆デュヌ・ラルテ青山骨董通り
あ、ここだ♡
と美容院からの帰りに立ち寄ったのが、港区南青山の骨董通りに面した“D'une rarete”(デュヌ・ラルテ)。
Rちゃんに教えていただいたパン屋さんです。
只今1階フロアを改装中ということで2階にて営業。
このお店のブランドロゴ、どこかで見たことがあるような?
と思いながら2階へ上がり、美味しそうな香りを嗅いだ瞬間、以前食べたことがある!と確信に変わり、思わず己のブログ内検索をしてみると、やっぱり!
今から9年前、2012年にRちゃん本人からいただいていたことが発覚。
(関連記事 画像無し→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51994864.html)
改めてお店の店名由来等を確認すると、オフィシャルサイトには、
店名の「類にも稀なる」という意味通り、類稀なパン屋でありたい、東京の生活者である自分自身が気持ちよく食べられるパンを作りたい⋯
文化や伝統を重んじ、しかしながら、そこに留まらず常に進化する。
それがデュヌ・ラルテのパンです。
とありました。
素材にこだわり、安心安全の無添加、一つ一つにストーリーのありそうなパン達は眺めているだけでも楽しく、パンの乗ったテーブルの周りを獲物を狙う虎のような目つきでグルグルと何周もしてしまった。。
というわけで、今回買ってみたのはこちら。
掴んだ瞬間、その香りの良さにうっとりしたエピ。
そしてトングからでも感じたもっちり感。
ベシャメルソースに和風出汁が使われているそう。
お店のことは何も言わずに夫にクロック・ムッシュを出したところ、
夫「このパンすごく旨いんだけど近所の〇〇の?こんなに旨かったっけ??」
K「お〜、違いのわかる男でホッとしたよ。ノーリアクションだったら取り上げるところでした。これ、Rちゃんに教えてもらった骨董通りのパン屋さんの」
夫「旨いから通ってください」
K「言われなくとも〜♬」
K「こっちも食べてみて。季節の野菜マフィン」
がぶっ!
夫「わ、なんだこれ。外側が紙だ!」
K「え、、見てすぐわかるでしょ」
夫「外側はタルト生地で食えると思った…」
K「どう見ても食えそうじゃないけど。。」
カカオ生地に三温糖使用のクリームパンは、甘過ぎない優しいクリームで美味しい♡
2個、3個といけそう(^^)
カヌレと四角いレーズンパンは、ケーコの八つ時用♡
カヌレは、6個の箱詰めにしていただくことも可能で、手土産なお持たせにも良さそうでした。
今回一番の驚きは、「ラレテ」という店名を冠したデュヌ・ラルテのスペシャリテ。
クロワッサンと書かれていたけど、こんな四角い形状のクロワッサンをいただくのは初めて。
四角い形の専用のパイルームで作ることでバターの美味しさを最大限に引き出したクロワッサンで、その層は27層もあるそう。
25層では足りず、30層では多過ぎなのか?その27層にこだわりを感じる。
お店のムッシュによると、
「トースターで温めて、その後完全に冷めるまで待ってください。その熱が冷めた直後が焼きたての美味しさとパリパリ感が蘇ります!特に雨の日、湿度の高い日はそうやってから食べて欲しいんです」と。
なるほど。言われた通りにやってみると、表面はパリッパリッ、中は層が厚いのでパリパリというよりバリバリ&ザクザクの歯ごたえで、これまで知っているクロワッサンとは別物な新食感でした。
K「これは是非クロワッサン好きな人には試していただきたい、感想聞きたい〜」
夫「クロワッサン好きだけど。俺のは?」
K「ないです」
夫「・・・。」
そしてこの日、嬉しかったのが、帰り際にお店のムッシュが
「よかったら、これおまけです」とくださったもうひとつのクリームパン。
カカオ生地のものとかなり迷っていたのがダダ漏れだったのかも?!
とにかくどのパンも美味しく、お店の方も大変親切だったデュヌ・ラルテ青山骨董通り店には、今後も通いたいと思います。
教えてくれたRちゃんにメルシー。
次回は、今回見送った長崎県の五島つばきの花弁から作られた酵母を使用しているという食パン「パンドミ椿」を!
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パリの1枚。
週末のご褒美にいただきたいイスパハンクロワッサン♡
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