Emilio Pucciのダウンベスト☆
毎年思います。
スキーをしているオーストリアの山は凄い!と。
ゴンドラ、リフトを乗り継いだ後、時にはスキー裏に滑り止めシールを貼って、時にはスキーを外して担いで登って登ってようやく見つける誰も滑っていない雪原。
そこにあるのは空と雪。
雪の上には風の足跡と動物の足跡だけ。
そんなバックカントリースキーの魅力にすっかり取り憑かれてしまった(夫)。
私にとってもそれはかなり非日常でエキサイティングではあるのだけれど、気持ち良さ以上にしんどいさや怖さも伴うこと度々。
今まで本気でやべ〜っ!と思ったのは2回。
過去のスキーブログでも書いてますが、ガイドのヘリーと私がしばらくこんな雪原をズンズン歩いた後、振り返ると夫の姿が消えていた…。
もしや遭難…と本気で心配になり、ヘリーの顔色も変わり凄い勢いで戻っていくと腰まで雪に埋まって動けなくなっていた夫発見。
崖下の穴にはまり、ふわふわ新雪なので動くほどに深く埋まって身動き取れなくなっていたのでした。
叫んでも声は雪に吸収されて私達には全く聞こえない状態で。
(音がしない。それも雪山の怖いところ)
ヘリーが足場を固めて引き上げてくれました。
毎年こんなスキーなのでスキーウェアもどうしても質実剛健、ファンシーなものを着る余裕なし。
でも毎シーズン気になってチェックし、いつかゲレンデで着たいと思っているのが真っ白な雪に映えそうなEmilio Pucci(エミリオ・プッチ)のスキーウェア。
今シーズン、ついに着れる?!
と、ガーメントに入った様子にワクワクしてしまったけれど、スキーウェアではなく、ダウンベスト☆
そもそもエミリオ・プッチはスキーウェアのデザインで始まったブランド☆
1947年、かつてオリンピックのスキーチーム選手だったエミリオがスキーウェアをデザインし、その作品がハーパース・バザー掲載されるなどして人気を博し、マリリン・モンローやジャクリーヌ・ケネディなどに愛されるように。
プッチらしい発色、手触りはソフトでシルキーな滑らかさ。
ボタンとファスナーと両方ついているので機能的でギュギュッと詰まった羽毛で羽織るととても暖かい♬
フードは取り外しできます。
と言うわけでタウンユースなダウンですが、気温が下がってきた今日この頃なのでヨガスタジオやトレーニング、スーパーへとワンマイルウェアに羽織ってます。
もう少し寒くなったらホワイトデニムにブーツ、パリマダムのようにミニフレアスカートを合わせて着てみようかな、と。
プッチ柄は気持ちが明るくなります♬
***おまけのパリ***
エッフェル塔とメリーゴーランド。
パリのメリーゴーランド、まだ一度も乗ったことがありません。
意外と大人も乗ってます。
ARCHIVE
MONTHLY