ふわっと香るfoie gras☆
K「問題です。これ何でしょう?」
夫「チーズ」
ですね。パッと見たらこれはかなりチーズっぽい。その質感もチーズに近い。
でもラップを外したらすぐにわかります。
これはマダムYさんからいただいた造り酒屋の美味しい「酒粕」。
そのお味にびっくり!
そのまま食べると実際本当にチーズのような味わいで、とても長く優しい余韻の後味が続きます。
もちろんこんなに本格的に美味しい酒粕をいただくのは初めてです☆しかもパリで。
普通なら酒粕汁などを早速作ったと思うのですが、せっかくならフレンチらしく!
というわけで、これ。
これまたYさんから伺った「酒粕フォアグラ」なるものに挑戦してみることに。
でも、、高級なフォアグラです。失敗して残念な結果になってしまってはガッカリなので、フォアグラそのものは“Picard(ピカール)で調達。
K「ちっさ。箱から出したらイメージより全然小さいんだけど…」
夫「値段も値段だから当然でしょ。そもそも不健康なものなんだから小さくていい」
K「焼いたらバターみたくすぐ溶けるかも〜」
夫「だから焼き方が大事なの!!」
フォアグラを冷蔵庫で解凍し、酒粕に漬けてラップしてタッパーに入れて冷蔵庫で3日間。
このへんはレシピを調べた訳ではなく全て適当、動物的な勘に従いました。The 適当。
熱々にした重いステンレス製のフランパンに塩をパッと振り、その上にフォアグラ。
K「ちょっとちょっとこれ、無理っ!!」
このフランパンは本当に重く、私は片手では振れません。下手に頑張ると腱鞘炎まっしぐら?!
夫「右手首のリハビリにいいと思うけど」
K「手首のリハビリなんてとっくに終わってるよ!!また痛めそうな重さ、折れる、助けて〜」
夫「それは甘えだ。頑張れ!」
甘え…。そういうことじゃいだろ。。
そもそも私は軽い、焦げない、お手入れ簡単!(ついでに安い!)なテフロンのフライパンでいいんです、それが好きです。
なんだろ、、トレーニングしてる気がしてきた。焦げてきた。
K「こんな大きな重いフランパンで料理する意味あんの?」
夫「・・・!!この五層構造のフライパンはね、、ブラブラブラ(←続く説明)」
ちょっと焦げ気味に完成…。
こうして焼いた酒粕フォアグラを食べてみると〜、ふわっと香る初めてのフォアグラ♡♡
うーん、これは甘めのワインよりも、こっくりぽってりな日本酒大吟醸あたりが合いそうです。
ただ思ったよりは酒粕風味がフォアグラに入らず。
食後に改めてレシピ検索をしてみると味噌やお酒も使ってちゃんと漬けた方が良いことを知りました。
あとの祭り…。
いただいた酒粕はまだ残ってますし、ピカールのフォアグラはお手軽ですし、これは再挑戦したいメニューです。
フライパンはテフロンで…。
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