
Galette des Rois 2023☆
この季節、パリのあちこちで見かける1月のスイーツ「Galette des Rois」(ガレット・デ・ロワ)。
芸術的なパティスリーメイド、クラシックなブーランジュリ製から、
お手軽にスーパーで売っているものなど色々。
(あら、リベルテが気さくな様子でスーパーに並んでいました)
このブログでもすっかりお馴染みのネタ、日本にもかなり広まった感につき「ガレット・デ・ロワとは」については割愛ですが、2シーズンぶりのGalette des Rois(ガレット・デ・ロワ)@パリ!と言うことで、年末から楽しみに色々チェックしておりました。
それが年末年始の暴飲暴食のせいか(?)パリに来て目くるめくガレット・デ・ロワワールドが展開しているものの、お店に入って「焼きたてで〜す」と言われてバターの香りを嗅いでも、なかなか食べる気になれず。
食べずに終わる可能性もあるから冷凍食品専門店Picard(ピカール)のものを保険に買っておこうか…。
(おっ!しかも今年は美人パティシエールNina Métayerとのコラボ。梨とアーモンドのガレット・デ・ロワなんて美味しそうではないか♡)
そんな気持ちになっていた1月前半ですが、今日突然カチっとスイッチが入りました。
「ガレッド・デ・ロワ、食べたい!!」
と言うわけ買ってきたのは、『HUGO&VICTOR』(ユーゴ&ヴィクトール)のもの。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-983.html )
7区のお店では、奥のスペースがガレット・デ・ロワコーナーになっていました。
定番のフランパジーヌの他に、材料を100%フランス原産にこだわったスペシャルバージョンやブリオッシュ版など。
ん〜、どれにしよう♬と楽しく迷っていると後ろから、
「チョコレートのください」
えっ…。
振り返ると、その声の主は夫だった。(おいおい勝手に決めんなよー)
外で待っていたのに、私の優柔不断ぶりに業を煮やしてやって来た?!
K「ちょっと〜、そんな即決…」
夫「ラスト1個だよ。こういうのは瞬時の決断が大事」
と言うわけで、我が家にやって来たのは、Galette Signature 2023 Chocolatと書かれたタブレットチョコを模したショコラのガレット・デ・ロワ。
意外にもこれまで『HUGO&VICTOR』(ユーゴ&ヴィクトール)では、チョコレートのガレット・デ・ロワは作ったことがなかったそう。
サントドミンゴとペルーのダークチョコレートをふんだんに使って完成した初のショコラバージョンと。
それにても箱から取り出してその迫力に驚いたよ。
K「ちょっとこれって何人分なの…?」
夫「4、5人でしょ。二人で食べたら2回で食べ終わるんじゃない」
K「いやいや、どうにもそうは見えない。ワンブロックがこんなだよ」
夫「食べたら軽いとか」
K「ずっしりです。パイ生地部分もサクサクハラハラ系ではなく浜松銘菓うなぎパイ寄りな感じです」
改めてサイトをチェックすると、6〜8人分でした。
K「フランス人の6〜8人分って言ったら日本人の10人分ぐらいの感覚な気が…」
夫「大丈夫、大丈夫」
(お世話になってる管理人さんにちょっとお裾分けしようと思います)
さて、ようやくGalette des Rois 2023☆
さ〜、フェーヴを引き当てるのはどっち??と楽しみに切り分けた瞬間、ガリッとな…。
フェーヴが真っ先にお目見え。
もう文句無しで私が女王ということで早々に戴冠式をして、コーヒーと一緒にいただきました。
お、美味しい!!
2層のチョコレートはどこまでも濃厚。
これまで比較的定番のフランパジーヌのものを食べることが多かったので、チョコレートのガレット・デ・ロワとは新鮮。
チョコレート好きなので思ったより飽きずに食べれちゃう感じです♡
ところで、このフェーヴって何?切手?
切手ではなく国旗でした。
というのも、今年の『HUGO&VICTOR』(ユーゴ&ヴィクトール)では4種類のフェーヴが用意され、それはカカオ原産国の4つと。
ただこの国旗、私にはすぐにわからず、ガーナ?エクアドル?コートジボワール?
正解は、「グレナダ」というカリブ海の島国でした。
<info>
HUGO&VICTOR(ユーゴ&ヴィクトール)ラスパイユ店
40 Boulevard Raspail, 75007 Paris
https://hugovictor.com
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