
Galette des roisパトロール☆
年が明け、日本では「七草粥」の頃にフランスでは、Epiphanie(エピファニー:公現祭)のお祝いで「Galette des rois」(ガレット・デ・ロワ)をいただきます。
エピファニーは、1月6日または1月2日から8日の間の日曜日にキリスト教会で行われる祝祭なので、ガレット・デ・ロワは本来その時に食べるものですが、フランスでは1月中ずっと売っています。
と言うわけで、今年のガレット・デ・ロワは、どこで買おう♬とガレット・デ・ロワ探しへGo。
昔は、2つ、3つ余裕で食べることができたけれど、今は無理。
自宅で夫と2人でいただくものは、毎年1個・1ホール。
となれば、その一つを選ぶのは慎重且つ真剣よ〜。
年末ぐらいから特集サイトや好きなパティスリーをチェックするけれど、やはり実際に店頭で目の前にすると季節感、年明けの新年の実感も湧いてくる。
去年は3年ぶりのパリでのガレット・デ・ロワパトロールでやたらハイテンションだったけれど...。
自宅から1マイルのエリアだけでも十分な選択肢。
パティスリー、ブーランジュリはじめスーパー、冷凍食品専門店と豊富に売られているので、どこでどんなものを選ぼうか毎年楽しく悩ましい。
トラディショナルなアーモンドクリームのフランジパーヌの他に、ヘーゼルナッツ、チョコレート、林檎、柑橘フルーツ、抹茶、スパイスなどのフレーバーも毎年豊富。
久しぶりに南仏スタイルのブリオッシュ・デ・ロワもあり?!
ピーカンナッツたっぷりのものも美味しそう...♡
スィーツに関しては特に優柔不断な私はなかなか決められない。
あれこれチェックし、8つに絞ったところで一応夫の意見も聞いてみることに。
K「どれが気になる? 1番は、〇〇のものでフレーバーは、」
「2番は、ブラブラ〜」
「3番は、ブラブラ〜」
K「ちょっと聞いてる?」
夫「ふーーん」
夫「なんでもいいよ」
何事もこっちが真剣に話しているのに生返事だとちょっとムカつくのよねぇ。
加えて「なんでもいい」そんな返事が一番困るんだよ、何事も。
もういいや。私が好きなものしよう!と思ったら、
夫「1番か3番で」
ゲッ、、それは私が最初に却下したい2つだ...。
聞くんじゃなかったな。
夫「で、結局どこの買ってきたの?」
K「色々見てたらなんだかもう食べた気がしてきて...。今晩のパンと一緒に小さなお一人様用ガレット・デ・ロワを買いそうになった」(@ご近所パン屋さんBoulangerie La Parisienne )
夫「それはダメでしょ。フェーヴの入ってないガレット・デ・ロワなんて!」
K「だよね。ギリ、思いとどまった。ただ今日はガレットよりこっち気分になりまして」
夫「え...」
フランを買って帰宅。
夫「・・・。」
******K子のつぶやき******
週明けからとーーっても寒いパリ。
初雪...!
レミオロメンの「粉雪」が大音量で脳内BGMに流れた朝。
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