
Frantoio da Olive Gaziello☆ヴァンティミリアのオリーブオイル
<マルセイユ発バカンスブログ>
Ventimiglia(ヴァンティミリア)散策。
ここでマダムAさんが友人に教えてもらったというヴァンティミリアの美味しいオリーブオイルを求めて地元聞き込み調査スタート。
「これを買えるとこ知りませんか?」
あ、それな〜!とすぐには見つからなかったのものの、町の人への聞き込みの結果、ようやく見つけた『Frantoio da Olive Gaziello』。
そこは普通に販売ショップと思いきや、横に製油所を構えていたのでびっくり!
急遽、社会科工場見学気分でオリーブオイルができるまでを簡単に見せていただきました。
Frantoio da Olive Gaziello は、1900年代初頭に創業した家族経営の歴史あるオリーブオイル製造所で、リグーリア州の伝統的なオリーブ栽培と最新技術を融合させた高品質なエクストラバージンオリーブオイルを生産しています。
厳選したオリーブを低温圧搾(コールドプレス)方式で抽出することで、風味や香りを最大限に引き出していると。
オリーブオイルのシーズンである11月初旬から3月末にかけて、オリーブの搾油をこうして間近で見ることができます。
オイルの生産過程では、全工程を通じてステンレス鋼の設備を使用し、最高水準の衛生管理を徹底。
うわ〜、搾りたての黄金色がキレイ!
製油所の前には、歴史を感じる初期の頃に使われていた石臼と木製プレス。
さて、この地域の特産物を調べると、筆頭に上がるのがオリーブ。
温暖な気候と肥沃な土地がオリーブ栽培に適しているため、古くからオリーブの名産地として知られてきたそうな。
そしてこのあたりで特に有名なのが、こちらの製油所でも使用しているTaggiasca(タジャスカ)種オリーブ。
標高200~500メートルの地で手摘みされた厳選オリーブ。
その特徴は、小粒で楕円形、紫がかった黒色。
味わいは、繊細でフルーティーな風味、ほのかな甘みと心地よい苦み。
高品質なエクストラバージンオリーブオイルはじめ、オイル漬けやパスタ、魚料理、サラダなどにgood☆
併設されたショップへ行くと、オリーブ製品がいっぱい!
小粒で甘みとコクがあり、塩気が強すぎないのが特徴というタジャスカオリーブを使った地元料理はどんなものがあるのでしょうか?と調べてみると、
タジャスカオリーブ、松の実、白ワイン、ローズマリーやタイムを使ったウサギ肉の煮込み料理「 Coniglio alla Ligure」、ジェノヴァ名物のジェノヴェーゼにタジャスカオリーブを加え、モチモチのショートパスタ「トロフィエ」と和えた「Trofie al Pesto con Olive Taggiasche」、スズキや鯛などの白身魚をタジャスカオリーブ、ドライトマト、ケッパー、白ワインで軽く煮込んだ Branzino alle Olive Taggiasche」等々。
食材豊かな地域なので、この後のランチへの期待も膨らみました。
ショップにはオリーブ製品以外に地元特産品など豊富なラインナップ。
というわけで、自宅用にエクストラ・バージンオイルを購入。
まず最初は、どんなお料理でいただこうか楽しみ♬
立派なオリーブの木に見送られてFrantoio da Olive Gazielloを後に。
そういえば我が家の結婚記念に植樹したオリーブは、どうしているだろう...?
毎年痩せたり、肥えたり、病んだり、復活したりを繰り返しながら頑張っている木です。
******プチっとパリ*****
絶賛発売中のFigaro Japon(フィガロ・ジャポン)最新号は、読まれました??
待ってました!な年に一度のパリ大特集です。
もちろん私は発売日に完全読破(^-^)v
最近は、すっかり便利に活用している電子書籍サービスで読んだのですが、どこにいても読める感じで本当に便利な時代よのぉ。
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