Saason 9☆よく滑りました!
<スキーバカンスブログ@オーストリア>
10年前と変わらぬ...。
毎朝の早朝のゲレンデ情報&天気予報のBGMは、ロッキー3の主題歌「Eye of the Tiger」だ。
イヤでもやる気にさせられ、心に着火、闘志が燃え、鼓舞される...。
そんな曲を聴きながら夫は朝から30分、ストレッチに余念がない。
私はチャチャっと10分で終わり。
朝食を食べる頃には、外はすっかり明るくなり、目の前の山と空の様子を観察。
スキー合宿最終日、今日も良く晴れそうだ!
さて、スキーはリズム。
ヘリーコーチ曰く、縄跳びのイメージでショートターンをかませ!です。
リズムをとる為に私は歌うことが多く、スキー合宿の度に今シーズンの私の主題歌なるものが自然と決まるのですが、今回の主題歌は、Superflyの『Ashes』。
♬最悪を繰り返してんだ 悪夢から飛び起きるモーニング
H「向こうを目指すよ!」
K「コピーっ!」
もー、どこへだって着いていくよっ。
(やけっぱち。Ashesの歌のように灰になるまで滑り倒したる!)
リフト、ゴンドラ、ケーブルカーを乗り継ぎ、登ったり、降ったりしながら谷を滑り、横へ横へと移動して隣村へ滑り降りるエスカーションなスキー。
ちょっと山の高さや方角が変わるだけど雪質が変わることを感じ、雲の流れの早い日は天候も変わる。
大自然の中にいるな...と痛感。
ワオっ!!と感激、アイベックスの群れに遭遇。
私達に気がつくまでは、一心不乱に岩場の草をムシャムシャと食べていましたが、カメラを構えた気配に気づくや軽やかに跳ねて岩山を駆け上がっていきました。
その勢い、躍動感にちょっとびっくり。
大物なのか、真っ先にやられてしまうタイプなのか?!
H「今、ここにいます」
と言われても、10年経っても、この広大な山々の全体図は理解できておらず、滑りきれてもいない。
K「まだ滑ったことがない場所がたくさんだな」
H「来年また滑ろう」
夫「そうだね」
K「え、、もう来年の約束してんの?」(コソッと夫に問う)
夫「したよ」
K「・・・。」
H「ワーオっ!ビューティフルスノー!!」
K「さーっと行っちゃったよ」
夫「行くしかないだろ」
気がつけばオフピステ。
このオーストリアのスキーリゾートの魅力は、こうしたゲレンデ以外のバックカントリースキーができること。
もちろんそれはヘリーのようなスキーガイドと一緒だから。
再び頭の中にSuperflyの『Ashes』のイントロが聞こえてきた!
♬情熱ってなんだよ、消えちまえ
しばらくすると空からとても細かい粉雪が降ってきた。
雪が舞う中、村が見えてきて、なんともロマンティック。
ここからの緩斜面は、挿入歌「Blizzard」(by 松任谷由実)を歌いながらのリラックススキー。
♬ブリザ〜っ ドブリザード(Blizzard, Oh! Blizzard )包め〜世界を〜
♬尾根も〜、谷間も〜、白く〜煙らせ〜
こうして夫婦ともに怪我なく滑りきり、今年のスキー合宿@オーストリアを無事に終了\(^o^)/
大雪は降らなかったので新雪を滑れる機会は少なかったものの、比較的天候に恵まれ、我ながらよく滑ったと思います。
そして、ヘリーコーチとパートナーのウッシーと4人で打ち上げランチ。
ウッシーとは以前からランチやお茶を度々していることもありますが、何よりスキー中にリフトでヘリーはウッシーの話をたくさんしてくれるので、実はお互いいろんなことを知っている?!
そして4人で集まるとヘリーは、毎度一発屋芸人のように、
H「ウッシー、Cow Cow!」
H「知ってる?日本語でウッシーはカウ(牛)なんだぜ」
U「もうそれ言わないで。知ってるてばっ!」
長年一緒の2人ですが、私が言うのもなんですが、可愛い2人で、見ていてこちらもハッピーな気持ちになる微笑ましいカップル。
デザートも仲良くシェアして食べてた♡
4年ぶりのヘリーとのスキーは、体はヘトヘトに疲れたけれど、一緒だからこそできる経験がいっぱいで、毎日がアドベンチャーで、素晴らしい景色をたくさん見せてもらったことに心から感謝です。
Danke für alles(*^^*)
(↑最終日にこのスキー場らしい1枚が撮れた!)
これにてシーズン9なスキーバカンスブログは完。
こぼれ話は、また何かの機会に☆
*****K子のつぶやき@パリ*****
車の窓から思わず「かわいい!」と身の乗り出してしまった。
工事中の建物が丸ごとヴィトンのトランクに。
工事中の喧騒や現場景色はあまり美しくないだけに、このセンスにシャポー!
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