Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

想い出のHERMÈS☆Paris George V

観てます!サッカーワールドカップ・カタール大会☆

先日のドイツ戦には大興奮。勝った瞬間、スキー仲間のドイツ人の友人からおめでとうメッセージが届きました。

もーーおもっきり嬉しかったものの、ちょっと控えめに「タフな試合だったよね〜」とドイツの健闘も称えつつ内心「むふふ、これがサムライブルーの強さだ」とニヤニヤ止まらず。

コスタリカ戦もいただき!と思っていたのに…。

試合後、友人たちとのLINEではがっかりスタンプの応酬。

この気持ち、週明けに引きずるのは精神衛生上よろしくないな。

という訳で、今日はおもいきりサッカーと関係ないネタにします。

*******

ショーウィンドーがハロウィンだったある日、訪れたのは『HERMÈS』(エルメス)のGeorge V(ジョルジュ・サンク店)。

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左岸のセーヴル店も好きですが、パリにあるエルメスブティックの中で個人的には一番好きな店舗が、このGeorge V(ジョルジュ・サンク店)。

(本店は行列になることが多く、ここ最近はなかなか近づけず…)

というのも、こちらのお店が私にとって人生初の『HERMÈS』(エルメス)訪問という想い出ブティック。

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その初めて訪れた日のことを今でもよく覚えています。

23歳の時、R子と一緒に2度目のパリ旅行の時でした。

私の買い物ではなく、R子が「パリでエルメスのスカーフを買う!」というので、それにつき合ってのこと。

(パリのエルメスは店舗ごとにディスプレーが違うので楽しい!)

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当時の小娘ケーコには、エルメスは憧れというよりなんだか雲の上ブランド、アンリアルであまり興味がありませんでした。

が、いつも私の一歩、二歩と先を行くR子は、エルメスは素敵!圧倒的に上品だから!!と力説。

え〜、イタリアのPの方が全然カッコイイじゃん♬と、私はパリの後のローマでのショッピングに意欲を燃やしていたあの頃。

そんな二人がエルメス@ジョルジュサンク店に行きまして、店員さんにスカーフが欲しいことを伝えました。

すると、エレガントなショートカットなマダムな店員さんが「どんな色をお探しですか?」と。

R子がオレンジと答えると、引き出しから1枚、2枚、3枚と。

その後、こちらにも。と、引き出しから出てくる出てくる。

( George V店のディスプレーには、毎シーズン可愛くてほっこり♡)

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こんなにあったら逆に選べぬ…とケーコは思ったのですが、そのマダムな店員さんがR子の肩にふわりとスカーフをかけてくれました。そして反対側の肩には別のスカーフを。

「こうして顔に合わせるとわかるでしょ〜」と。

K「ちょっと青もやってみたら?」

R「うん!」「・・・。」「全然似合わないね」

店「確かに。あなたには赤とかオレンジの方が似合いますね」

マダムの仰る通りで、平置きで見た時はどれも同じように見えたものの、実際にR子の顔に合わせると左右を比べると、より似合う方が歴然。

以来、私もスカーフは顔に合わせて買うべし!を教訓に。

最初から最後まで店員さんは親切で、あれこれ選んでいる間ずっと楽しかったひと時は今も大事な佳き想い出です。

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さて、今回の目的は友人Kに頼まれたものをゲットすべく、お邪魔しました。

クリスマス前になると商品は品薄になりがちなので10月下旬に伺って正解。

というのもパリ出発前にサイトで確認した際はいくつかあったのですが、この日伺うとお目当てのものは、ラストの1個でした。

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そして久しぶりのエルメスショッピングと蘇った想い出をきっかけに今シーズンこそ日常的にスカーフを!な気持ちになりまして候。

って、数年おきに繰り返し言ってる(このブログにも書いてますよねぇ)のに、ちっとも身につかないスカーフな日常。

パリではスカーフマダムは多いので、そんなマダムたちの纏い方を参考に今シーズンこそスカーフのお洒落を楽しみたいと思います!(本気の宣言)

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それにしてもガッカリ。(サッカー)

 

<info>
HERMÈS(Paris George V店)
42 Av. George V, 75008 Paris
01 47 20 48 51
 

 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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