
久しぶりにシネマ☆Jojo Rabbit
少しパリを離れていただけなのに、オーストリアから戻るとあまりに景色も空気感も違うせいかパリの全てが懐かしい!?
そしてやはりこの街は美しい!と感激。
夫「相変わらず道路はゴミのポイ捨て、犬のウ〇チで汚いけどな…」
K「下は見ない、空を見上げる♬」
わりと天気も良かったこの日、凱旋門まで歩いてみました。
未だ登ったことはないけれど…。
久しぶりにLe Village Royalもぶらり。
小さな通りですが、Rue Royale(ロワイヤル通り)はディオールやシャネルが並び高級感が漂う小径。
最近は空を埋め尽くすような傘のデコレーションなどでもすっかり有名、インスタスポット。
キラキラな熊さんとの撮影は途切れることなく寒いのに気合いのノースリーブ、ドレス姿での記念撮影などに驚く。。
私も若かったらトライしたかな…いや、無理。
最近なかなか歩かなくなった場所や通りに行くとまた新鮮な気持ちで楽しめるパリの街。
そしてこれも久しぶりにやってみたのが映画鑑賞。
一時期は毎週水曜日に新作が公開される度にオデオン界隈の映画館で鑑賞していたのですが、最近はなかなか足を運ばなくなっていました。
ちょうどオーストリアから戻った頃に繰り返しTVで目にしたニュース、特番がアウシュビッツ強制収容所の旧ソ連軍による解放から75周年を記念したもの。
そして先月29日からパリで公開になったのが、第2次世界大戦下のドイツに生きる人々の姿をユーモアを交えながら描いた“Jojo Rabbit”(ジョジョ・ラビット)。
主人公は母(スカーレット・ヨハンソン)と暮らす10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)。
青少年集団「ヒトラーユーゲント」で兵士になるために日々奮闘するジョジョは、ウサギを殺せなかったことで「ジョジョ・ラビット」というあだ名をつけられてしまう。
そんな彼の側には常に尊敬するアドルフ・ヒトラーが現れ(ジョジョの妄想)ジョジョニにアドバイス。
そのやりとりはブラックなユーモアに溢れ…。
そしてジョジョが自宅の隠し部屋に母親が匿まっていたユダヤ人少女に出会い、物語が動き出す。
ネタバレなあらすじは割愛ですが、詳しくは公式サイトを→
http://www.foxmovies-jp.com/jojorabbit/
普段あまりこういった戦争ものは観ないこともありますが、10歳の少年の視点から観た戦争、世の中、大人達の描き方が興味深く、所謂暗く悲しく切ない戦争物語とは異なる後味、余韻が残り、久しぶりのパリの映画館での鑑賞はしみじみいいものでした。
K 「いい映画だったね。言葉が中途半端な私としては英語台詞にフランス語字幕の二つを合わせてなんとかフォローできる感じだけど…慣れてくると案外違和感ないかも」
夫「よし、それじゃ次は台詞が機関銃みたいに飛び交うBAD BOYS の新作に挑戦だな!」
K「え・・・」
とか言いながら映画館を出るとすっかり日が暮れバスティーユ広場が美しかった☆
そんなオマケの感激もパリらしいところ。
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