
カール・ラガーフェルド☆Karl Lagerfeld, A Visual Journey
今月16日からパリ9区のPinacothèque de Paris 2(ピナコテーク・ドゥ・パリ2)で始まった
Karl Lagerfeld, A Visual Journey(カール・ラガーフェルド、ビジュアル ジャーニー)展
へ行ってきました。
場所は、ピナコテーク・ドゥ・パリの別館「2」。
「モード界の帝王」と形容されるドイツ出身のファッションデザイナーのKarl Lagerfeld
(カール・ラガーフェルド)氏が写真家として撮影した作品の展覧会です。
CHANEL(シャネル)とFENDI(フェンディ)のデザイナーを務めるカール・ラガーフェルド。
特にシャネルの毎シーズンのデフィレはエンターテイメント性の高い趣向を凝らしたもので
モード好きなセレブなパリジェンヌたちからは
「今回のデフィレ行った?見た?」
と、ファッションウィーク直後は話題に。
モード無関係者な私は友人Bの話を聞くだけですが...。
そんな私が今回の展覧会に興味を持った理由は、以前なんとなしに見た雑誌で
ステキな写真だな、おもしろい構図だな、と思った写真があり、フォトグラファーの名前を
確認した時にKarl Lagerfeldとあったから。
(作品画像はPinacothèque de Parisオフィシャルサイト、カタログより)
本展は、80年代から現在までのトップモデルのポートレートはじめ、
ニューヨークの街並みやカプリ島などの美しい自然を幻想的に撮ったものなど、
色調やザラザラしていそうな質感もおもしろく、撮影後の加工もユニークでした。
また、ギリシャ神話のようなストーリー性のある壁画のような大きな連作写真なども。
最近雑誌でよく見るIt ModelなKendall Jenner(ケンダル・ジェンナー)。
個人的にはこのモノクロなポートレートのSaskia de Brauw (サスキア・デ・ブロウ)の
アンドロジナスな美しさにうっとりしました♥︎
この後、引き続き地下階の常設展でピナコテーク・ドゥ・パリの所蔵作品達を観たのですが、
これが意外や意外!
時代や蒐集傾向はバラバラですが、モディリアーニやピカソ、ルオー、現代アーティストから
ルネサンス期のものまで色々な組み合わせで一緒に展示されていてとても面白かったです☆
最後にゆっくりチェックしたお土産コーナーには、フェンディのデザインスケッチ画が
ボックスに入ったアートブックはじめ写真集、シャネルに関する本などが集められていました。
こうしてラガーフェルド写真展の後は、シャネル本店のあるカンボン通りへ♫
おまけのパリは、「シャルロットとアリスちゃん」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-774.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Pinacothèque de Paris (ピナコテーク・ドゥ・パリ)
28 place de la Madeleine 75008
Karl Lagerfeld, A Visual Journey(カール・ラガーフェルド、ビジュアル ジャーニー)展
は、2016年3月20日迄
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