
進化する"La Matiere" (ラ・マティエール)☆
神奈川県小田原市にあるフレンチレストラン"La Matiere" (ラ・マティエール)
に約1年ぶりにお邪魔しました。
何度かこのブログにもアップしていますが、こちらは西村シェフと奥様の裕美さんが
お二人で営む、温かく、美味しい、素敵なレストラン★
最初に裕美さんがサーヴしてくれたのは、ロゼワイン?
と思いきや、キレイなロゼ色のハーブティー。
サッパリした清涼感で食事前の胃腸を整えてくれるのだそう。(美味しい!)
ハーブティーを飲んで始まるって初めてだね~なんて話していると、
じぇじぇじぇ!
今日は何かの記念日だったか?いきなり指輪?
と興奮したけど、よく見れば(見なくても・・・)わかるキャビアボックス。サメマークついてるし。
指輪じゃないけど、びっくり&嬉しいボックス☆
そして、キャビアとぴったりなマティーニで乾杯。
が、この前ローマで胸が燃えるマティーニを飲んだ記憶がにわかに蘇り、ケーコ動揺・・・。
思わずカクテルをひっくり返すという粗相をしてしまったのでした...。 恥ずかすぃ.。
動揺しまくりながらも、「キャビアがおいしゅうございます」といただきました。
少し落ち着いたところで、
K 「帰国後に二人だけでゴハン食べに行ったっけ?」
夫 「そういわれてみると・・・」
K 「たぶん2回ぐらい?外食のほとんどは友人知人と一緒だったね。」
夫 「そのせいか?ちょっと新鮮だな。」
なんて言ってると「キントア豚のハム、サラミ」が登場。
その下にはこの桃が隠れていました。
その桃は「バントウ」と言う平たい桃だそう。見せていただくと、なんだかかわいい♪
フランスの平たい桃も美味しいけれど、こちらは黄桃で甘味が濃くてまた違った美味しさ☆
続いて、「サバとキュウリ」。上質なカラスミが添えられて♥
キュウリなどの野菜の風味づけにはガストロパックという料理法が使われているのだそう。
冷たい、常温、温かいの違った温度が一皿にまとまった「トウモロコシとココナッツのスープ」。
このスープは大好きな味でした。おかわりが欲しかった♥
この日、ワガママを言ってワインは白赤1本ずつ持ち込みました。
白は大好きなドメーヌRapet Pere et Fils のCorton-Charlemagne Grand Cru 2006。
そんな白と西村シェフの作るお料理たちはどれも好相性♥
「岩牡蠣とトレヴィス」
イタリアバカンス以来、トレヴィスは大好き野菜の一つ。
岩牡蠣と合わせるんだ~と新鮮な驚き★
「フォアグラのフランとフランボワーズのアイスクリーム」
夏のフォアグラは、こんな風にフランだとフワっと軽くて食べやすくてイイ。
こちらにはイタリア・サルデーニャのロゼワインをいただきました。
「オマール海老とムール貝」
食後の帰り道に夫と私で「今夜一番美味しかったお料理投票」をした結果、
それぞれが一番と思ったのはこちらのお料理でした☆
夫とは滅多に意見が合わないだけに珍しい見解一致の美味しい一皿でした。
「アワビとポルチーニ、肝のソース」
どちらも肉厚でどっちがどっち??な食感でした。
お口直しのグラニテの後は、お肉料理。
クラシックスタイルな鴨でした♥
個人的には脂が少なめのこの時期の鴨が好きです。
赤ワインは、前回のボルドー旅行で買ってきたPomerolのChâteau La Conseillante 1985。
このワインは最初から最後まで美味し過ぎるだろ!な素晴らしいワインでした♡
デセールは、「赤いババ」!
ラムやカルバドスがたーっぷりスポンジに沁み込み過ぎたババはやや苦手なのですが、
この赤いババは見た目も味も従来のババとは別物。
赤ワインに浸ったババで、ワインの沁み込み具合は絶妙♡
二皿目はさっぱりとイチジクのデセールでした。
とても幸せなディネでした★
場所柄、頻繁にお邪魔することはできないレストランなのですが、お邪魔する度に
どんどん変わる、僭越ながらその進化し続けるお料理とサービスが魅力。
そんな西村さんご夫妻は次の新たな挑戦として来年から京都へ移転を決心されたそう。
遠くに行かれてしまうのは寂しい反面、新たな挑戦を応援したい気持ちと個人的には
京都へ行く目的が増えて嬉しい☆
今から京都へ行くのが楽しみです♪♪
おまけのパリはBelle et Bonne Blog。
<INFO>
La Matiere (ラ・マティエール)
神奈川県小田原市城山4-1-11
0465-24-5512
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