
Lauterbrunnen☆リアルなハイジの村で
ルツェルンの街から車で約1時間半。
やって来たのは、『Lauterbrunnen』(ラウターブルンネン)という村。
車を降りた瞬間、感嘆っ!!
山々が迫り、岩壁に囲まれ、自分が深い谷にポツンと小さく蟻のように存在している感じ。
眼下に見る景色は、緑と家畜と家々。
空が近く、強烈に眩しい☆
この村は、登山愛好家には広く知られるアルプス観光の有名スポット。
クライネ・シャイデックへの登山鉄道、ミューレンやシルトホルンへ結ぶロープウェイと登山鉄道が発着するユングフラウ地方の観光拠点のひとつだそう。
歩き始めてすぐに視界に入って来たのは、滝。
この村は滝が有名、滝の村。
崖の上から豪快に流れ落ちるその滝の数は70以上、小川も多数。
そんなわけで『Lauterbrunnen』(ラウターブルンネン)と名付けられた由来は、ラウター(音が大きい)ブルンネン(泉)。
と広く言われているようですが、その由来には諸説あって1240年頃にロマンス諸語で「綺麗な泉」を意味するIn Claro Fonte(イン・クラロ・フォンテ)と呼ばれていたからだ説などもあるそう。
いずれにしても滝が多くて、美しい村ってことね〜。
そんなLauterbrunnen(ラウターブルンネン)は、あのアニメ『アルプスの少女ハイジ』のモデルになった村。
アルプスの山々に囲まれ、氷河が作り出したというそのU字型の地形、谷の大自然の風景は、まさにアニメ・ハイジの世界。
K「このスケール、この大感動は、こんなカメラに収まんないね。というか静止画画像でどこまで伝わるんだろう…今からブログ番外編、インスタライブやる?!」
夫「君のインスタなんて誰も見ないだろ…」
K「・・・。まーね」
そんなハイジの世界に感動したついでにちょっと調べてみると、J.R.R.トールキン(ロード・オブ・ザ・リングやホビットの原作者)が『指輪物語』でエルフ族が暮らす谷を、この地に着想したとして挿絵を残していたことも知りました。
物語の中ではエルフ族ファンだった私としては、じわじわと感動。
K「ゲーテ、読んだことある?」
夫「“若きウェルテルの悩み”ぐらいかな。ヘッセの方が好きだから」
K「あ〜、車輪の下とかね。私もゲーテに興味なかったけど、前にオペラのファウストの劫罰を観た時にファウストのあらすじを読んだら面白かったし、ゲーテ読んでみようかなぁ」
夫「なんでゲーテ?」
K「この滝村・ラウターブルンネンに執筆活動のために滞在してたんだって。ま〜、とにかくこの世界、世の中のいろんな争いやゴタゴタとは無縁そうな別世界を見たら創作活動を刺激されるのもわかる気がする」
いい感じにお腹すいた。
そこで適当に入ったのが、切り立った岩壁のふもとにあるシャレー風のホテル&レストラン・バーの『Schützen Lauterbrunnen』。
オープンテラスの大自然の中でボナペティ!
夫はなんの躊躇もなくスイス飯「Rösti」(レシュティ、ロスティ)をチョイス。
細かくすりおろしたジャガイモをバターで黄金色に焼き上げて、ベーコン、チーズ、目玉焼き。
私はここに来てフレンチ?!
アルザス名物のTarte flambée(タルト・フランベ)をオーダー。
ドーンと大きいですが、生地は薄皮煎餅のようにパリッと軽く香ばしく焼かれた、チーズの無いアルザス版ピザという感じのお料理。
さてさて今回の我々一行には、超絶かわいいプリンセスも一緒。
それは、MDご夫妻の長女Aちゃん。
この子がね〜お世辞抜きに本当に本当に可愛いくてリアル天使。
「ハーフだから可愛いよね」なんて、そんな言葉じゃ済みませんよ。
ハーフだってぶちゃいくはいるよね?! ま、それもまた個性。それぞれの可愛さがあるとは思うけれど、Aちゃんの可愛さはユニバーサルで、どこに行っても注目の的、かわいがられる愛されキャラ♡
そのエンジェルぶりをこのブログでもおもいきり披露したいところですが、そんなことしたら赤ちゃんモデルの依頼殺到?!
そうなったら日本でのマネジメントは、ケーコにお任せだな。
ギャラの40パーいただくとして〜ぐふふ…
そんなことをすぐに思いつくヨコシマな心を反省。。
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