
Le Carnaval Baroque☆
今宵もあなたは美しい...と、夜空に輝くエッフェル塔に見惚れながら夜のお出かけ。
今年初の音楽・演劇鑑賞@パリで、Théâtre des Champs-Elysées(シャンゼリゼ劇場)で公演された『Le Carnaval Baroque』を鑑賞してきました。
すっかり通い慣れた感のこのテアトルは場所柄もあって、いつ来ても雰囲気、客層が落ち着いています。
私がこの劇場を初めて訪れたのは、パリ東京行ったり来たり以前のパリ旅行で、美しきフラメンコダンサー、サラ・バラス公演だったな〜と見上げた天井装飾に当時の感動もすぐに蘇る。
今回の鑑賞は、こんな眺めのボックスシートでのバロック音楽&パフォーマンス鑑賞。
バロック音楽になんの造詣もないのだけれど、、バロックと聞いてまず思い浮かぶのは、チェンバロやオルガンの音色がポロローンと流れるフランス・ヴェルサイユ宮殿の宴やルイ14世が白タイツで踊るバレエのシーン!?
ちょっと調べてみると、時代背景的には、劇音楽が誕生した1600年からヨハン・ゼバスティアン・バッハ(大バッハ)が亡くなった1750年までの約150年間をバロック音楽の時代と呼ぶそう。
そもそもの始まりは、16世紀末から17世紀初頭にかけてイタリアのローマ、マントヴァ、ヴェネツィア、フィレンツェで誕生し、広くヨーロッパに広まった美術・文化様式と。
今回の公演は大好きなヴェネツィアが舞台と知り、楽しみにやってきたのでした。
それはバロック音楽とサーカスアートの融合、ヴェネツィアの冬の風物詩カーニバルを物語ったパフォーマンス。
約2週間行われるヴェネツィアカーニバルを彷彿させる華やかなドンチャン騒ぎなお祭り舞台。
歌あり、ダンスあり、そしてサーカスチックなアクロバット、マイム、ジャグラーなどが続き舞台は終始派手に煌びやかでした☆
歌に関しては、英語がフランス語の字幕があるのでしょう。
と、思っていたら全くなかった...イタリア語オンリー。
故に残念ながら歌詞の意味を追うことはできなかったのですが、言葉がなくても楽しめる演出でした。
たまたま席が隣になったフランス人ご夫婦とヴェネツィア話にも花が咲いたこの日、そのマダムは、1月の静かで寒いヴェネツィアが好きだと。
私は何月だろう...4月、10月あたりかな。
若い頃から何度も訪れているヴェネツィアですが、カーニバルが行われる2月だけは行ったことがない(もぐりだな)ので、いつか経験したいヴェネツィアカーニバルです。
今はまずオーバーツーリズム問題が改善されることを願ってます。
******K子のつぶやき******
近所の雪は、わりとすぐに消えてしまったけれど、同じ日にちょっと郊外に出かけると雪の量がずっと多くてびっくり。
芝生の上の雪を踏みしめるとモフモフ触感。
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