
Le Domus Romane di Palazzo Valentini・ヴァレンティーニ宮
これまた日本語のローマガイドブックでは、ほとんど無視されているものの、今回調達した
英語版ガイドブックでは大絶賛されていた博物館Le Domus Romane di Palazzo Valentini
(ヴァレンティーニ宮殿)へ行ってみました。
入口がわからなくて迷い(またもやiPhoneを使いそびれて...)、親切なレンタル自転車屋さん
のシニョールに教えてもらってなんとか到着(>_<)
それにしてもローマの地図はとても読みづらく、わかりづらい...。
みんな迷わず来れるのかな?と思っていると予約時間にだんだんと人が集まってきました。
ここは完全予約制で、ガイドさんからの説明や音声ガイドを聞きながら古代のローマ式
ドムス(大邸宅)を巡るビジュアル体験博物館☆
館内は撮影禁止のため、以下の館内画像はオフィシャルサイトより引用です。
(http://www.palazzovalentini.it/)
そもそも遺跡を見るのが好きなのですが、遺跡の一部を見ても当時はどんな形でどんな風に
使われていたのかを知るのはなかなか難しく、時代考察や想像力も必要。
それをこの博物館では現存する遺跡の形を見せた後に、この場所は当時はこんな感じでした!
とプロジェクションマップなどを使って、とてもわかりすくビジュアルで解説しながら
カラフルに再現してくれるのです。
まずは、こうして音声ガイドを聞きながら今に残るヴァレンティーニ家の遺跡をガラス張りの
床の上から眺めます。
その後にその箇所の当時の様子が再現されます。
貴族の大邸宅なので部屋数もたくさんあり、あちこち移動しながらガイドさんの説明を
聞きます。
私達は英語でのツアーを予約したのですが、1時間30分の説明はとてもわかりやすく、
古代ローマの貴族の豊かで文化的で教養レベルの高い生活の様子が実感できる内容でした。
この後は更に古代ローマ気分にどっぷり浸るならやっぱりフォロ・ロマーノ!
という訳でフォロ・ロマーノ方面へ足を運びました。
(関連ブログ⇒https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/51817714.html)
何度見ても壮大な歴史ロマンを感じる眺めです♥︎
そしてやってきたのはコロッセオ前。
昨年秋からコロッセオは大修復中(2016年終了予定ですが...)なのですが、闘技場の床を
復元する計画に賛否両論、割れているそう。
賛成派は床を修復・再現して文化イベントやコンサート、古代ローマ時代のスペクタクルな
ショーを再現上演しようという提案の一方で、長く不況が続くイタリアなので、こうした
プロジェクトへ投資するよりも優先すべき立て直し事項があるのでは?という反対派意見も。
ところで、個人的にはローマ兵士のコスチュームは好きなのですが、観光客目当てのこういう
人たちにはカッコ良く似合っている人はなかなか見かけません(>_<)
たとえ見つけても一緒に写真などを撮ると法外なお金を請求されることもあるので
注意が必要な存在です。
おまけのパリは「しみ込む、しみ込むな美容液♥︎」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-425.html
à demain(^.^)/~~~
<info>
Le Domus Romane di Palazzo Valentini(ヴァレンティーニ宮殿)
Via IV Novembre 119/A, 00187 Rome, Italy
ARCHIVE
MONTHLY