
Le Laguiole du Marais☆ル・ティエールのナイフ
今日はパリブログを♪
ミート用テーブルナイフ"Le Thiers"(ル・ティエール)を求めてやってきたのがナイフ専門店"Le Laguiole du Marais"(ル・ライヨール・デュ・マレ)。
フランス産のナイフと言えば、このブログでも何度か書いてるオーブラック地方の
"Laguiole"(ライヨール)が有名です★
"Le Thiers"(ル・ティエール)も同じオーブラック地方ティエール産のナイフなのですが、最近は
ナイフツウの間で人気急上昇なのだそう。
ただ、単にティエールで作られる「ル・ティエール」と言っても、それは製造場所をざっくり
言ったような言い方で、作り手によってピンキリだそう。
とか言いながらナイフのことについては無知なので、ドキドキしなが店内へ入りました~。
壮観!ズラリと並んだ美しいナイフたち☆
小さなお店ですがオーブラック地方のナイフに特化しているだけあって、商品のラインナップも
豊富。
アレコレ見せてもらって、そして実際に握ってみるとこれまでに感じたことない感触のものが色々。
同じナイフでも柄の素材によってお値段は大きく変わります。
自分の手に馴染むの感触のナイフ探しは、ハリー・ポッターが自分に合う杖を選ぶのに似てる?!
そんなことを思いながらアレコレ握らせていただきました。
私一人では太刀打ちできないので夫と一緒に来たのですが、案の定、夫は自宅用のものを物色し始めてしまった...。
やっぱり男性はこういうものにトキメクのでしょうか??
1本20万円...。
こんなものが欲しいと言われては困るのでこのナイフの前に立って視線を遮るのに必死!
コレクションしたらキリがない世界?!
でもお値段の幅が広いので選択肢が広く、この日も若いカップルからマニアックな感じの
シニアな男性まで入れ替わりお客さんが来店していました。
こちらのお店はパリでも有数のコレクションを誇っているそうですが、テーブルナイフの6本セットは、
それぞれ1箱しか置いてないので、それ以上欲しい場合はメーカーへの受注発注になるのだそう。
オーダーしてお店に届くまでに約1ヶ月。モノによってはそれ以上かかることもあるそう。
ナイフも芸術品ですね☆
ティエール産のナイフの中で、最近の勢いのあるパリのレストラン、ビストロで広まっているのが
"Perceval"という作り手。その中でも9.47という数字の名前の付いたモダンなデザインの肉用
ナイフが注目の的。
"Perceval"は料理用包丁も切れ味抜群で料理人たちに愛用されているそう。それがこちら↓
柄がオリーブなどそれぞれ違う木素材で作られたもの6本セットを購入。
どれもライヨールのナイフに比べると男性的なイメージ。
こちらはGenevrier(ねずの根)の柄の6本セット。
天然素材の柄のナイフは樹脂製のモノに比べると手入れは大変ですが、使い込むほどに
味が出るそう。
フランス人の中にはマイ箸ならぬマイナイフを携帯して外食を楽しむ方もいるとか?!
(まだ見たことないですけどね・・・)
こういうこだわりのある美しいナイフで、こだわって美味しく食べたい気持ちはちょっとわかるかも?
そんな気持ちになったこだわりのナイフ選びでした。
おまけのBelle et Bonne♥
<INFO>
Le Laguiole du Marais(ル・ライヨール・デュ・マレ)
6 Rue du Pas de la Mule, 75003 Paris
01 48 87 46 88
http://www.laguiole-marais.fr/
ARCHIVE
MONTHLY