
ロンシャンとダ・ヴィンチ展〜L'uomo universale〜
今回のヴェネツィアで活躍してくれたのは、東京からパリに戻る際に機内販売で購入した
黒のLONGCHAMP(ロンシャン)のバッグ。
真ん中のファスナーを開ければかなり大きくなります♪
コンパクトに畳めるので旅先では毎回大活躍。しかも軽くて丈夫。
右の茶色のものは4年くらい使ってますが壊れることもなく、現役です☆
お土産、整いました!と思ったところで最終日の朝いちばんに訪れたのは、まだ賑わう前の
Gallerie dell'Accademia(アカデミア美術館)。
常設展がとても素晴らしくて前回来たときに感激した美術館の一つですが、今はちょうど
"Leonardo Da Vinci. L'uomo universale"(レオナルド・ダヴィンチ 万能人)展開催中!
(展示作品画像が公式HPより)
↑この有名なUomo vitruviano(ウィトルウィウス的人体図)はアカデミア美術館所蔵なのです。
しかも普段常設展では展示していないので、本物を見るなら今でしょ!なタイミング。
ウィトルウィウスは古代ローマ時代の建築家で、彼の「建築論」にある調和論の記述に基づき
ダ・ヴィンチが描いたものだそう。
↓「最後の晩餐」のデッサンも面白い。ユダはどこ〜?
この企画展はアカデミア美術館が所蔵しているものにパルマ国立美術館、トリノ王立図書館、
ウフッツィ美術館、ルーヴル美術館、大英博物館などが所有するデッサンを一同に集めたもの。
観る前はデッサンばかりではつまらないかも・・・なんて思ってしまったのですが、
そんなことはなく、良く知る作品もデッサンで見るとまた違って見えたり、読めないもののデッサン
の余白に書かれた説明のようなメモ書きなどがあることがリアル。
以前フランスにあるクロ・リュセ城というダ・ヴィンチが晩年を過ごしたお城を訪れた時に
彼が画家としてだけでなく、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、
植物学などなど、とにかく多用な分野で業績を残していることに驚いたのですが、
このデッサン展からもサササっと描いたようなものから丁寧に1本1本の線を観察しながら
描いたであろうものまで色々。
凡人にはまったく想像もできない頭脳の持ち主だな・・・と思いながら、その彼の残した肉筆の
数々を目の前で見ることができて感動しました☆
初めて実物を見た「ウィトルウィウス的人体図」の限定複製を旅の記念に買いました☆
人体比率に強く関心を持っていたというダヴィンチ。
例えば両腕を伸ばした長さと身長が同じとか沢山の人体比率の法則を記しています。
そんな人体比率を自分の体でも測ってみたくなりました。
じっくりウィトルウィウス的人体図を眺めたいので、これは日本に持ち帰って額装します。
イメージ通りな額装ができたらブログにアップしたいと思います♪
<INFO>
Gallerie dell'Accademia, Venezia(アカデミア美術館)
Campo della Carità, 1050, 30123 Venezia
http://www.gallerieaccademia.org/
*Leonardo Da Vinci. L'uomo universale展は2013年12月1日まで
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