Maison de campagne a la montagne☆Vol.4
温泉から戻ったらまずは一杯☆
プハ〜っとテラスで冷えたビールを美味しくいただきました。
そして2日目のディナーも心地良い空気が漂うテラスでアミューズからスタート。
左上の丸いものは、クリームチーズ&くるみを干し柿でロールしたもの、カリッとしたバゲットにレバーペースト。
いずれもマダムAのお手製です☆
友人知人の中で日本人でこんなに美味しくレバーペーストを作る人はいないよ〜と感激。
保存料や着色料を使わないレバーペーストは本来こういう茶色なのだそう。
うふふ、更に嬉しいことにマダムはお土産に瓶詰めをプレゼントしてくれました(*´▽`*)
K「今日は何かな〜?」
A「今日はフレンチ☆」
手際良く進むクッキングの様子はお料理番組みたい。
下ごしらえの大変そうな過程は全て仕込み済みで、それが次々にササっと取り出される様子はまるで魔法、奥様は魔女状態。
どうでもいいけど子供の頃、アメリカのコメディドラマ「奥さまは魔女」が大好きで、サマンサのような奥さんになりたかった♡
前菜は、タコのブルゴーニュ風。
ブルゴーニュと言えば「エスカルゴ」ですが、それをタコでアレンジしたもの。旨っ!
決め手はやはりエスカルゴバターならぬ、マダムAお手製のハーブバター☆
行者にんにく、イタリアンパセリ、セルフィーユ?などを使ったそのバターは風味豊かで真緑で美しかった☆
タンタララーン♬と登場したメインは、Navarin d'agneau printanier☆
モニョモニョとフランス語らしく発音したい「ナヴァラン ダニョー プランタニエール」。
仔羊の春野菜煮込みです。
この料理をなぜ「ナヴァラン」というのか以前からぼんやりと疑問に思っていたのですが、カブ(navet= ナヴェ)を用いるからとか、「ナヴァリノの海戦」に由来するからなどと諸説あるそう。
「ナヴァリノの海戦」とは1825年のギリシャがトルコを相手にした独立戦争で、 フランスはギリシャ側に参戦し、その活躍もあってギリシャは1832年に独立 。
その祝いの席に出された料理が仔羊の煮込みで、 海戦、ギリシャの街「ナヴァリノ」にちなんでこの料理名がナヴァランに。
と諸説あるナヴァランですが、仔羊は私も夫も大好きなので大興奮♡
そこにムッシュAの選んだ赤ワインは、Dom. G. Roumier Chambolle Musigny(ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ シャンボール・ ミュジニー)2007☆
久しぶりにただく美味しいブルゴーニュワインはしみじみ美味しく、もう私のGWは満足、終了でいい!と思った。
そしてフランス料理にはやはりチーズは欠かせない。
今回用意していただいのは、すべて日本のチーズ。
フランスのチーズを食べ慣れてしまうと日本産は淡白で物足りなく感じることも度々ですが、今回いただいたワインはそれぞれ個性がしっかりあり、味も濃厚でとても美味しいものばかりでした。
個人的には特に右上の酒粕を感じる白カビチーズが印象的。
チーズに合わせていただいのは、カナダのStratus Vineyards(ストラタス ヴィンヤーズ)のリースリング。
美しい琥珀色のアイスワインで、ついつい飲みすぎてしまう危険な甘さ♡
マダムAがデザートの支度にテーブルを離れると、その場所いただき!とチョコくん登場。
そして夫の元へ移動して抱っこされると、うとうとしてきた。
顎の乗せ位置を探り、、
寝た…!
しかもスーピー寝息を立てながら熟睡!?
そんなチョコくんの可愛い様子を眺めながらいただいたシメのデザートは、グリオットのパブロヴァ。
ヨーグルトクリームがさっぱりと美味しく軽く、ペロリ(#^.^#)
こうして毎回季節を感じる考え抜かれた美味しいお料理とワインと心遣いでおもてなしをしてくださるAAご夫妻に感謝です!
あまりにチョコくんが可愛いので「私にも抱っこさせてー!」と略奪すると、膝の上で丸くなってくれました。
すっかりお酒も回り、そろそろ就寝。
するとチョコくんが私達の寝室にやってきた。
何やらニャーニャー話した後に出ていってしまいましたが、今日も素敵なホストぶりを発揮してくれたチョコくんにも感謝でした。
☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
ARCHIVE
MONTHLY