益々愉しい秋のMelograno☆
☆東京ブログ☆
しばらく東京を離れます、離れてました、そんなタイミングでお邪魔することが多い渋谷区広尾のイタリアンレストラン『Melograno』(メログラーノ)。
美味しいイタリア料理をいただいて気持ちを元気にしています。
いつも通りスプマンテでSalute!(サルーテ)
喉カラカラ&腹ペコにつき、そんなシーンは撮り忘れがれがちね〜。
シュワシュワな喉越しに一息ついたところで、ブリ&茄子の冷前菜。
茄子の香ばしさが好い!
続く一皿は、美しい透明感と弾力抜群のカワハギの柚子香る冷製パスタ。
ここでいきなりパスタとはちょっとびっくりな変化球。
温前菜は、体も温まる天然なめことトリッパのスープ。
きのこ好き、なめこ好きにはたまらぬ秋味。
そして丁寧、綺麗に処理されたトリッパも実に美味しい。
一見何かわからなかったけれど、それは大きな椎茸。
その中にイカ墨?な黒いリゾットが詰められ、イエローカラーのサフランソースがアクセント。
ワインは、ソムリエ奥野氏オススメの白ワイン。
イタリアワインは、ここで学んでいると言っても過言ではなく、葡萄品種や、その特徴を教えていただいてます。
(とは言えイタリア葡萄は品種が多過ぎてお手上げ)
ボトルは安っぽいけど(←口が悪い)味わいは安くない、そんな1本。
ムフフ、恒例のお肉解体ショーには毎度みんなの視線が釘づけに。
夫「うちには来ないかもよ」
K「え、そんな...」
Gシェフ「大丈夫です。ちゃんとお出しします」
外食の際、いつからか料理はコースよりアラカルトの方が好きになり、おまかせメニューで楽しむのは、良く知る長年通うレストランだけ。
そこには、ある意味本当に「おまかせ」できる信頼感、安心感があるから。
すっかり私の胃袋サイズも把握されている後藤シェフなので、何も言わずともパスタ量も調整してくださるなどありがたい限りです。
ポルチーニ茸・香茸のリゾットにはMont d'Or(モン・ドール)。
いつの間にかモンドールの季節にもなっていたんですね!な実感。
あら〜、お箸がセットされた。
メログラーノに8年、その前のビッフィ時代の数年間を合わせても後藤シェフのお料理で箸がセットされたのは初めて!?
と、お箸でいただいたのは、香箱ガニのTajarin(タヤリン)。
「タヤリン」って響きが可愛いパスタですが、ピエモンテ方言でタリオリーニのこと。
卵入りの練り粉を伸ばして幅1~3mmに細長く切り分けた、卵感がなんともリッチな麺。
そんなタヤリンに、それだけでもゴクっと美味しい鶏スープが注がれて完成。
スープパスタなので、確かにお箸の方が食べやすい。ちょっとラーメン気分。
メインのお肉料理には赤ワインを。
経産牛の熟成肉。
経産牛らしい枯れ具合と、絶妙な熟成具合が素晴らしいお肉。
最近では経産牛も珍しくなく、色々なレストランでいただく機会がありますが、個人的にはこちらでいただくものが一番♡
ドルチェは、さっぱりエスプレッソのソルベと、
栗味濃厚クリーミーな栗ジェラート。
どの一皿にも愉しさと、また新しい面白さを感じた『Melograno』(メログラーノ)の秋味メニューでした。
<info>
Melograno(メログラーノ)
東京都渋谷区広尾5丁目1−30 1F
*****おまけのパリ*****
毎年触れてますが、パリじゃ大して盛り上がらないボージョレ・ヌーヴォの解禁日。
藁飾りをするお店も少ないので、思わずパチリ☆
ARCHIVE
MONTHLY