
Mille mercis☆☆☆
ありがとうございます (≧▽≦)
誕生日はまだなので、まさか今年もこんなお祝いケーキを用意していただけるとは思っておらず、のけ反るほどのサプライズな夜。
それは大好きなパリ7区のレストラン“ES”(エス)でのディネでの出来事でございました☆
この可愛いケーキはパティシエール・マリコさんが作ってくださったチーズケーキ。
ただのレアチーズではなく、テクスチャーの違う二層仕立て。
軽やか、でも余韻の長い、マリコさんのデザートらしい繊細で細やかに丁寧に作られたことが伝わってくる大変美味しいスペシャルケーキでした。
そもそもこの日は、最初からまた感動の連続でした。
ほうき茸入りのキノコのコンソメスープと白トリュフとフォアグラクリームのブリオッシュサンドイッチ。
アミューズにさり気なく、でもその芳香は存在感満点で登場した白トリュフという贅沢なスタート。
本城シェフのラビオリの大ファンなのですが、今回はセップ茸♡
たっぷりと詰まったセップ&ジロールにジロールの泡、白トリュフが上品に乗せられ、ちょっと感じるナッティな味は胡桃オイル。
「オマール・ブルトンです」
と説明され、一瞬キョトンとしてしまったのは、こういうカタチでオマールをいただくのは初めて。
オマール料理は主役としてオマールそのものが目立っているこことが多いけど、それを覆っているのがイチョウ蟹、キャビア、イクラ。
やはり本城シェフのお料理は美味しいだけでなく、綺麗だから好きなのだ♡♡ そして驚きがあること。
この料理の驚きは、オマールのヴィネグレットの酸味を効かせた中に「朝倉山椒」なる山椒が使われていたこと。
その山椒味がとても良ったです (≧▽≦)
これまたトリュフたっぷりで登場したのが、エイの頬肉のベニエ。
サクッと揚がったものがエイの頰肉とは驚きました。エイのほっぺって食べたことない気が。。
甘く滑らかでクリーミーな「ロスコフオニオン」のクリームは最後にパンで拭いたくなる美味しさ。
そうそう、フランスの野菜で特に美味しいと思うものの一つがブルターニュ地方ロスコフのオニオン(L'oignon de Roscoff )。
外の皮が赤紫で中が白く、日本の玉ねぎと比べるとソフトで繊維をあまり感じさせず、柔らかい甘味がある感じ。
続く料理にもびっくり!
大好物なリー・ド・ヴォなのですが、それにウニ、カラスミパウダーを合わせてしまった本城シェフのクリエイティビティには驚くばかり。
魚料理はザル貝とムール貝を添えたサンピエール。
このザル貝という磯っぽさが香る貝、パリのレストランでいただく機会が多いです。
肉料理は贅沢にガリシア牛と神戸牛の二種盛り。
こうして食べ比べると同じビーフとは言え全く違うものであることは歴然ですが、それぞれが違った旨味があるものだとしみじみ感じさせられました。
一皿目のデセールは、とても複雑で、素晴らしく美味しく、完成度の高い、和洋折衷のデザートでした。
洋ナシと黒糖のアイスにラムレーズンと丹波黒豆から成っていて、和菓子の豆かん、みつ豆を連想させながらも最終的には洋菓子的にまとまる感じがなんともユニーク!
二皿目は栗のスフレ。その登場に、
夫「マリコちゃん、俺のためにスフレ作ってくれたんだ〜♡」
K「・・・。え? なぜあなたのためだと言い切れるの?」
夫「だってマリコちゃん、俺がスフレを大好きなこと知ってるもん♡」
栗に合うというラム酒をお好みで追加、更には栗のコンポートもスフレに混ぜ入れながら。
そして香る白トリュフ。うまっ♡
白トリュフづくしのこんな贅沢な夜というだけでも感激の連続で、更に最後に一台のバースデーケーキが登場したので本当にのけ反ったのでありました。
素敵なブーケまでいただき泣きそうでした。。
この日は他のお客様の引きが早かったので、みんなでテーブルを囲んでバースデーケーキをいただくことができ、一段と楽しく忘れられないディネになりました。
パティシエールのマリコさん、サービスのマリオン、そして本城シェフに心から感謝です。
と、いつも感激をくださるレストラン“ES”です♡
Bon week-end(^_^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「OMEGA」
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<info>
Restaurant ES
91 Rue de Grenelle, 75007 Paris
01 45 51 25 74
http://es-restaurant.fr/
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