
改装前、最後のMimosa
このブログではすっかりお馴染み、2016年にオープンするや、すぐにファンになり通い続けている南青山にある中華・上海料理レストラン『Mimosa』(ミモザ)。
そのMimosa(ミモザ)が店内全面改装のために来月7月からしばらく休業するということで、しばらくあの味が、南シェフのお料理が食せない、そりゃ大変だ!と改装前のお店に滑り込み予約。
この日も相変わらずの人気で店内満席な中、おまかせコース料理のスタート。
ちょっとずつ色々の前菜に見えますが、その量は「ちょっと」ではななく小鉢にモリモリ状態、平均的なコース中華の前菜盛り合わせと比べると、かなりの食べ応え♡
食べても食べても減らない気がした「海月甘酢」。
さっぱりしているのでパクパクといただける「春菊干絲」。
「干絲」は「カンス」と読みますが、これは豆腐を加圧して水分を抜き、干したもの。
我が家では夫婦揃って大好きな中華食材の一つなので一度自宅にお取り寄せをしたら、、膨大な量が届いてしまって…。
「ハタのアニスソース」は、揚げたてホクホク。
「叉焼」は肉厚且つジューシー!
「金華ハムと白菜の上湯蒸し」
金華ハムからの旨味がスープにたっぷりと染み出て、繊細エレガントな上湯とともに白菜がそれを限界まで吸い込み、この時期にこんなに白菜に感激したのは初めて。
「穴子と黄ニラのXO醬炒め」
これまた度々書いてますが、私は大の穴子好き。
穴子を出してもらうだけでご機嫌になりますが、特に今は旬で美味しい時期なだけにレストランで自宅で食べまくり♬
こちらのレストランでは、これまでお酒はワイン(ボトル)か紹興酒のオーダーでしたが、今回初めてワインペアリングをお願いしました。
上海料理にオレンジワインがわりと合うことも、ここで体験して知ったこと。
つくづく「食」は実際に五感で体験、経験して知ることが大きく、百聞は一口に如かず。
「オマール海老の香蒸し」
白髪葱が甘く、葱油が優しく香った中にプリっプリなオマール。
魚料理は「甘鯛の香味ソース」。
下にはシャキシャキのオカヒジキ、パリッとした仕立てた甘鯛に揚げニンニクの甘酢ソースがたまりません!!と、その味はしっかり記憶されましたが、これまた大好物な鱗焼きに感激しケーコまっしぐら→写真忘れるダメブロガー…
肉料理は、「干し梅と黒酢の酢豚」!
この一皿は、私達がこちらのお店のファンになるきっかけとなったシグネチャー料理☆
久しぶりにこの味、この酸味と感激し、改装前の最後にいただけたことを嬉しく思いました。
シメは「アワビのしっとり炒飯」。
中から柔らかく蒸されたアワビがわんさか出てくることに驚きながら、その美味しさに箸止まらず。
デザートは「エッグタルトと紹興酒アイス」。
レストランで丁寧に作られたエッグタルトは、やはりタルト生地の軽さはもちろん、カスタードクリームが極上で、初めて香港で食べた日を彷彿。
K「香港といえば、閉店、沈没のジャンボどうなったのかな?ジャンボ、懐かしいな」
夫「それが色々言われてるよな〜」
ジャンボな話から香港もすっかり様変わりで近くて遠いアジアになったことを話しながら満腹満足で食べ終わりました。
さて、改装後のリニューアルオープンは9月半ばを予定されているそうですが、どんなお店になるのか乞うご期待、楽しみな『Mimosa』(ミモザ)です。
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パリの1枚。
いくつかのエリアに暮らしてみたパリですが、どのアパルトマンからも空を見上げるのが好きで飽きない。
流れる雲にもドラマを感じるパリの空♬
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*Belle et Bonne Blogも気ままに更新中(^o^)/
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