
思い出ワインとMont D'or☆
パリの1枚。
昨日に続くパンテオン☆
10年間お世話になった5区のアパルトマン近くからこの角度で毎日拝んでいた思い出ショット。
高台から5区を見守る姿が好きでした。
*******
寒くなったらやっぱりコレでしょっ!
我が家では秋冬シーズンに何度か楽しむのがフランス フランシュ・コンテ地方の“Mont D'or”(モン・ドール)。
ボージョレ・ヌーボーをはじめとする軽めのワインにも合うので日本でもすっかりお馴染みのチーズ。
フランスとスイスとの国境のジュラ山脈にはモン・ドール(黄金の山)という山があり、このチーズはこの山岳地帯で作られてきたもの。
AOCに指定された地域以外の近隣の地域でも同じ製造過程で作られるチーズがいくつもあり、国境を越えたスイスにもあり、それらを総称したものは“vacherin”(ヴァシュラン)と呼ばれています。
う〜っ♡ このソファベットのようなふわふわな表皮にそそられる。
それを優しく剥がす。
お行儀悪くキッチンで、まずはそのトロトロをそのままひと口、ふた口とつまみ食い。
この瞬間が口福 (≧▽≦)
うまうまっ!と感激&熟成具合を確認したところで、モンドール・フォンデュの用意スタート。
すりおろしたニンニク少々、
白ワインを注いで黒胡椒、
220度のオーブンで約20分。
その間にフォンデュするものを用意。
ローストしたカリフラワー、パプリカ、マッシュルームにソーセージ&生ハム。
ジャガイモが一番なのですが、忘年会続きなのでジャガイモは敢えて抜きに…。
ボナペティ♬
熱々、伸びる〜。
伸びるチーズってどうしてこんなに楽しい気持ちになるんだろ?!
こうして楽しんだ今シーズン第1回目のモンドールですが、合わせたワインは私達夫婦にとって忘れられないフランス人の友人カップルの結婚式で振る舞われた“Domaine de la Bongran”(ドメーヌ・ドゥ・ラ・ボングラン)。
ちょうど10年前の今頃、初めて参列させてもらったパリでのその結婚式は、それはそれは華やかで美酒美食にあふれた宴でした。
以来その友人宅と我が家では家飲みワインとして常備している銘柄ですが、そんな懐かしい日も思い出しながら楽しんだモンドール・フォンデュの夜でした。
ARCHIVE
MONTHLY