
NYの大人気イタリア料理店☆Rezdôra(レズドーラ)
☆NYブログ☆
先週、古くからの夫の友人でNY育ちのジェームズに再会した時のこと。
J「どう?久しぶりのNYは??」
K「超絶楽しい!」
J「どこか美味しいレストラン行った?」
夫「レズドーラがめちゃくちゃ旨かった。あのお店最高だな」
J「えっ!!レズドーラ知ってるの?行ったの?!よく予約取れたなぁ〜」
夫「行ったことある?」
J「一度だけ。本当に美味しくて僕も好きになったけど、なかなか予約が取れないんだよ。そもそもわりと最近できたお店だけど(オープン直後してすぐにコロナ禍)、〇〇(夫)はそんな情報どこから得てるわけ?!」
夫「まーね、俺様のリサーチ能力を侮るな。あ、でも直近のNYタイムズの最新NYグルメ特集にも載ってたぞ」
そのお店とは、今NYで大人気の北イタリア料理レストランの『Rezdôra』(レズドーラ)。
場所は、マディソン・スクエア・ガーデンをはじめ、有名ブティック店や高級レストランが建ち並ぶ、注目の人気エリアの「フラットアイアン地区」。
お店は、思っていたよりずっと小さめでカウンター席と小さめなテーブル席がギュギュッっと。
このタイトな雰囲気は、パリのカフェやビストロに近い。
お店奥には少しゆとりのあるスペースがありましたが、そちらも満席。
我々夫婦としてはディナーにゆっくり食べに来たかったのですが、早くから予約を試みたのですが、私達が行けそうな日程で予約可能だったのは、おもいきりピンポイントな先週のある日のランチ12時からの1テーブル(2名)のみ。
という訳でランチにお邪魔しました。
そしてそもそもこのお店を選んだ理由は、イタリアン好きで、大大大のパスタ好きの興味をそそったのが、看板メニューの「Regional Pasta Tasting」(地方のパスタテイスティング)。
5種類の自家製手打ちパスタをいただけるコースです。
ただ残念ながら、それはディナーのみ。。
ちょっとがっかりしたものの、昼間っから満腹になり過ぎたら午後に動きづらいしね…ってことで、気を取り直してオーダー。
お店の方が前菜としてイチオシだったのが、「Gnocco Fritto」。
Gnocco fritto(ニョッコ・フリット)は、モデナ地方の揚げパンで、生ハムやサラミと一緒にいただくもの。
過去に何度か食べたことがあるものの、こんなに白くてまん丸な可愛い形は初めて!
風船のように、ふんわりまん丸にフリットされた生地にプロシュート、モンタデッラ、パンチェッタの3種類の生ハムを載せでお目見え。
ナイフを刺すとプシュ〜っと萎み、その生地は外はパリッと、中モチモチで美味しくてたまらん♡
しかもオレンジワインに合う!
早くも胃袋わし掴みな感激度数急上昇にパスタへの期待が高まる高まる。
ソーセージラグーの2色のパスタ「Gramigna Giallo e Verde」。
直訳すると「グラミーニャ 黄色&緑」。
Gramigna(グラミーニャ)とは、「牧草」という意味を持つボローニャ地方の郷土パスタだそう。
こちらは、海老のトマト&バジルソースの「Strozzapreti」。
Strozzapreti(ストゥロッツァプレーティ)は、エミリアロマーニャ州に伝わるショートパスタで、「神父の首を締める」「のどを詰まらせた僧侶」などの意味があるそう。
その由来には諸説あるようですが、美味しすぎて神父や僧侶が喉をつまらせちゃうほどだった説などは、いかにもイタリア的?!
自称パスタ好きで、パスタ名称もそこそこ知っているつもりでいたのですが、こちらのレストランの北イタリアに特化したパスタメニューを見ると知らないものも多く、これは是非とも全種類制覇したくなりました。
セコンドピアットは、「ippoglosso croccante」をチョイス。
特製ソース(チーズ?)とハーブの2種類ソースでいただく、
表面パリッと焼かれれた白身魚のオヒョウの一皿。
食後は香り高いエスプレッソとカントゥッチ(Cantucci)で、すっかり気分はイタリア!
K「NYのイタリア料理レベルは高いって聞いてたけど、このお店は想像を遥かに超える美味しさでした。というか、久々に食べたオーセンティックな手打ちパスタ、サイコー♡」
夫「NYには昔からイタリアンマフィアもいるから美味しいお店があるのかも?!」
K(♬チャララ、チャララ〜、チャラララ〜♬(映画ゴッドファーザーのテーマ曲)口ずさむ。
K「コルレオーネ・ファミリー、帰国したらゴッドファーザー観ます!」
*****おまけのTYO*****
日本を留守にする前は、和菓子三昧。
思い残すことなし。
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