
NYステーキ☆The Strip House
NYでは夜の外出には速くて便利なUberをフル活用。
でも日中はバスやサブウェイにも乗ってみた♬
パリ暮らしがきっかけですっかりに好きになってしまったバス。
NYの街を眺めながらの移動も楽しい。
ブザーが縦長なゴムチューブだったりで面白い。
このタイプは初めて見た!
ちょっと怖いイメージもあったサブウェイですが、ひと昔前に比べると治安的にはだいぶ安全に、そしてグラフィティーも消されて見かけもスッキリしたそうです。
とはいえ油断は禁物。
公共交通機関利用の際は緊張感を持って。
車内は思ったより全然綺麗。パリのメトロより汚くなく、臭くな〜い。
エアコンばっちり効いている〜。
と言ってもホテル界隈の決まった路線、限定的エリアの移動なので、知り得ない光景は色々あると思います。
さてさて、せっかくNYに来たんだからこれ食べていきなはれ!なものとは言えば〜(色々あるけど)「ニョーヨークステーキ!」。
ニョーヨーカーのEJご夫妻のご招待で楽しみに出かけたのは、“The Strip House”「ザ・ストリップ・ハウス」。
Wow!なんとも刺激的な店名だ…と、とりあえずケーコ驚く。
店名だけ聞くとステーキハウスとは想像できませんが、1900年代初めにウィーンにあった写真館”Studio Manasse”で撮影されたというストリップダンサーのヌード写真が店内の壁いっぱいに飾られているのです。
ご一緒したMr.JはNY生まれ、NY育ちの生粋のニョーヨーカー。
そんな彼はNYステーキに関しては一家言お持ち。
普段は大変物静かでエレガントな佇まいの弁護士さんがステーキについては譲れね〜とばかりに熱く語ってくれました。
まずは前菜にブッラータチーズと、
シーザーサラダ。
パンは私の大好きなプレッツェル&フォカッチャ。
特にプレッツェルは大好きだと話すと優しく気配り上手なMs.Eは、すぐさま店員さんにプレッツェルを追加オーダー。
このへんの気配りがパパッとできる人に憧れる〜。
さて、ジェームズ(実名出しちゃった)によると、巷に広く知られるNYステーキは「ドライエイジング」による熟成肉なのだそう。
ですが、ここThe Strip Houseでは「ウェットエイジング」のお肉もいただけると。
ウェットエイジングとは、真空パックなどで肉を包んで乾燥を抑えながの熟成法。
そのため肉質がドライに比べると適度なジューシー感を保ち、ねっとりと柔らかい食感になり、チーズやバターのような芳醇な乳製品のような熟成香が宿るそう。
一方ドライエイジングは、アミノ酸の増加による旨み。余分な水分が抜け、肉質は柔らかく、さっぱりめに仕上がる。
ドライとウェット、どちらも美味しいが別物です!!だそう。
そんなウェットエイジングのお肉を楽しみに、その前にジェームズオススメの一品を。
ちょっと店内暗めで綺麗に撮れなかったのですが、厚切りローストベーコンです。
ベーコンであってベーコンじゃない?!
所謂ベーコンのイメージを飛び越えた別のお肉という感じで衝撃的に美味しいものでした。
そして真打ち登場!とばかりに運ばれて来たのが、ウェットエイジングされたペッパーステーキ。
スパイシーなステーキに合わせたワインはカルフォルニア産ジンファンデル。
見たままにペッパーたっぷり!なリブステーキ。
何オンスぐらいあるのか確認し忘れましたが、かなりのボリューム。
とは言え脂身が少なく赤味の肉質は食べやすく、パクパクと食が進む!
同じ赤身でもこれまたフランスでいただくステーキとはまた違った印象、違った美味しさ。
流石に満腹…。
でも、EJご夫妻がこれは是非!というデザート、このレストランのスペシャリテStrip House Chocolate Cakeを4人でシェアしていただくことに。
ええええ〜っ!その大きさに目を見張る。
対象物がないとわからない?ってことで、夫に手を広げてもらう。
24層からなるそのチョコレートケーキは高さが20センチ近い。
4人でシェアしたものの食べきれず、残ったものは二つに分けてお持ち帰りさせていただきました。
周りのお客さんの様子を観察してみると、このデザートに限らずステーキも食べきれないものはドギーバッグ。
レストランでの食事の食べ残しの持ち帰りは衛生管理上の問題もあり、フランスや日本ではお断りのお店も少なくないですが、NYではお店を出た後は自己責任、な感じで気さくに対応してくれるお店が多いようで、その気さくさは個人的には嬉しく、好きだな〜とNYのレストランはまたまたポイントアップ☆
(ほぼ満席だったレストランも、気がつけば私達のみ。話し込んですっかり深夜)
お味、お値段は高級なのに接客は気さくで(メニューの説明だけで終わることはなく、大概なんか面白いことを言ってお客さんを笑わす)何事もマニュアル的ではなく臨機応変なフレンドリーさも感じます。
K「いや〜、NYのレストランっていいね!」
夫「いいとこしか行ってませんから。これが普通と思うなよー」
確かに今回の「ついにやって来ましたNY編」に関しては、たくさんの方にお世話になっており、お陰様で特に美味しく楽しい時間を重ねられていることに改めて感謝です。
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おまけのパリ。
Galeries Lafayette Champs-Elyséesのサングラスのディスプレーが好き。
自宅にこんな壁を作りたい…な妄想。
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