
お土産にPain☆
「パリのお土産に何が欲しい?」
と、パリ東京行った来たりな生活がスタートした当初、親戚のNジージ(どうでもいいけど当時70歳)に尋ねると間髪入れずに、
N「クロワッサンとフランスパン(バゲット)。それだけ!」
K「え、え、え〜!? パン?」
と、当時の私にはそのリクエストは、いろんな意味で驚きました。
パリのお土産と言ったら高級チョコレート、ワイン、チーズ、フォアグラ、コンフィチュールなどを想定していたので、「パン」(しかもお土産で渡すにしてはたった数ユーロでいいのか…)というリクエストは予想外。
なので「パンはスーツケースに入れたら潰れちゃうから無理」と、その時は断って他のものにしてしまいました。
ただそんなNジージのリクエストは衝撃的で、記憶に残り、以来パンは持ち帰れないのか?を検討するようになりました。
クロワッサンは、潰れやすいし、やはりこれはパリの空の下で焼きたてを頬張って「パリのクロワッサン、サイコー!」と思って欲しいものだけど、バゲットやパン・ド・カンパーニュなどハード系は、持ち帰れそうだと思いました。
周りの友人たちにも尋ねてみるとパンをお土産にしたことがある人はわりといて、以来私も時々ハード系のパンをお土産に持ち帰るようになりました。
帰国後、すぐに冷凍してしまえばしばらく美味しいパンが自宅で楽しめるのは嬉しいし♬
そして直近では、初めてちょっとソフトな“Pain au beurre tranche”(スライスされたブリオッシュ生地の食パン)を自宅用お土産にしました。
以前ブログもアップしていますが、パリ生活中によく食べているパンのひとつです。
その食べ方は、映画のワンシーンで見た見様見真似の目玉焼き入りトースト。
パンをコップでくり抜き、そこの卵を入れてバターで焼くだけ。
あれこれ美味しいパン・ド・ミ(食パン)でも試してみたのですが、やはりこのバターが練り込まれたパンで作ると焼き上がりの香りが抜群に良い♡
塩&黒胡椒少々で完成。
こうして目玉焼き入りトーストで食べることが多いパンですが、帰国後はこれで楽しみました!
しばしのお別れなお餞別にYさんからいただいたフォアグラ♡
ソフトなテクチャーでパンに塗りやすい。
たっぷり乗せてアクセントに塩少々、そして香りづけにサマートリュフパウダーを。
う〜ん、幸せ!と、美味しいフォアグラ&パンにパリの味を噛み締めました。
いつになるかわからないけれど、次回のパリのお土産にもパンを☆
ARCHIVE
MONTHLY