
"Palazzo Massimo"(マッシモ宮)
"Palazzo Massimo"(マッシモ宮)はローマ国立博物館の一つ。
古代ギリシャ、ローマの彫刻をはじめ、壁画、考古遺物が展示されています。
1F は、彫刻フロアです。
この手の古代ローマ時代の皇帝たちの胸像たちは何度見ても他人とは思えない。
どうにも頭のカタチというか雰囲気がね、夫に似てる・・・。
前世はこの時代に生きていたのだろうか?と思いながらマジマジと見てしまう。
ま、でもこの人じゃない!
こちらの御方は、Gaius Julius Caesar Octavianus Augustus
(ガイウス ユリウス カエサル オクタヴィアヌス アウグストゥス)。←長っ
ローマ帝国初代皇帝のアウグストゥスです。
シーザーの養子で英才教育を受けて育ったオクタヴィアヌス。
聡明で上品なお顔立ちでドレープたっぷりの神官の衣装がお似合いです。
"Atleta"(円盤投げをする選手)
美術の教科書などに載ってる有名な像。
これは古代ギリシャ彫刻を真似て紀元前140年にローマで造られたのだそう。
隣りで同じポーズで写真を撮るのはお約束。
という訳で私もやってみたのですが、恥ずかしくてココにはアップできません・・・。
思わず見惚れた美尻♥
寝顔も美しく、綺麗だな~と思って反対側へ回ったらビックリよっ!!
だ、男性のシンボルが・・・。
説明を見ると、この方は"Ermafrodito Dormiente"と。エルマフロディート=両性具有神。
エルマフロディートはギリシャ神話のへルメスとアフロディテの子供です。
とにかく女性だと思ってしばらく見惚れてしまった後だったのでビックリしましたけど・・・。
いつ来ても比較的空いているらしいマッシモ宮。
こうして長い時間一つの彫刻と静かに対話をしている方もいました。
誰にも邪魔されず、贅沢な時間ですね~。
2階は、古代ローマ時代のフレスコ画とモザイクが展示されているフロア。
床のモザイクはとてもたくさんあり、そのデザインは動物、人物、草花、幾何学模様と色々。
どれも細かくてこれまた贅沢な床☆
フレスコ画は、とても綺麗な状態。
これはオクタヴィアヌスの妃のLivia (リウィア)の夏用の別荘で発掘されのだそう。
どんな風にこの壁画の前で過ごしていたのか?
その時代にあったものの前に今自分が立っているのがとても不思議に感じた瞬間でした。
古代ローマ時代ものですよ!!
ローマと言えば"BVLGARI"(ブルガリ)?!
そんなブルガリを連想させる贅沢な金のジュエリーもたくさん展示されていました。
どんなに時間が経っても変わらないゴールドに魅入られる・・・。
コインは一つずつ見てたら半日くらいかかってしまいそうなほど膨大な量でした。
この大きさでは財布に入れて持ち歩くのが大変だな・・・。
とにかくゆっくり静かにマイペースで鑑賞できる博物館でした。
最後に大好きな古代ローマ軍人の彫刻を記念撮影。
逞しくて強そう♥
おまけはBelle et Bonne で。
<INFO>
Palazzo Massimo(マッシモ宮) ローマ国立博物館
Piazza dei Cinquecento, 67, 00187 Roma
http://archeoroma.beniculturali.it/en/museums/national-roman-museum-palazzo-massimo-alle-terme
ARCHIVE
MONTHLY