
pointage(ポワンタージュ)☆
港区麻布十番の裏路地にあるパン屋さん“pointage”(ポワンタージュ)。
ちょっと気づきづらい場所ではあるけれど、地元では有名(ミーハー的には芸能人御用達)人気店。
“pointage”(ポワンタージュ)とは、フランス語で「一次発酵」の意味ですが(点検、チェックの意味もあり)長時間発酵にこだわったパン製法と英語で“point” “age” にも読めるので「頃合い」という意味も込めた店名なのだそう。
こちらはベーカリー、カフェ、バー、食堂、お惣菜屋さんと複数の利用法と美味しさを持ったお店。
店主の中川さんは生粋の十番子、4代目の十番育ちで先代までは酒屋さんを営んでいらっしゃったそう。
現在は兄弟でこのお店を経営され、お兄さんがパン職人、弟さんがイタリア料理のシェフ。
パンの種類は常時100種類以上と言われ、ハード系、各種食パン、菓子パン、ペストリー、キッシュ、デニッシュ、スイーツ等々。
そこで今回の主目的は2つ。
ひとつは、「パン屋さんのシュークリーム」というネーミングの四角いキューブ型のシュークリーム。
上から下、下から上、店内をぐるっと見渡すもなーい。残念…。
もうひとつは、一時期1日800本も売れたと言われる「ミルクフランス」。
定番のミルクフランスの他にバゲットバージョンの「大人のミルクフランス」と2種類ありますが、個人的には柔らかいパンの定番の方が好き。
こちらは買えてホッ♡
この手のミルククリームをサンドしたパンは他にも色々ありますが、こちらのものはミルククリームが抜群に美味しい!
しっかり濃厚なのにしつこさはなく、最後に砂糖のザラッとした食感が残る、これがクセになる♡
粗挽きソーセージフランス。
長っ!
粒マスタードが効いてます。
ころんとした形も可愛い、グリーシーじゃないカレーパン。
今回初めて食べた餡バターサンド。
甘過ぎない餡と贅沢なバターのハーモニーに唸る(≧▽≦)
最初に餡子にバターを合わせることを思いついた人は天才だな♡
と、どのパンもベースのパン生地が美味しく感激なのですが、予想外の美味しさに「これ好き!」を連発したのがレジ前で最後に買ったスコーン2種類「メイプルくるみ」と「抹茶ホワイトチョコ」。
そのままでも十分美味しいのですが、メイプルくるみの方には少しだけクロテッドクリームとマンゴージャムを添えていただきました。
K「スコーン、最高だったよ」
夫「ふーん」(粉物に興味ないので生返事)
K「とにかくそのサクサク感としっとり具合が絶妙で、こんな美味しいスコーンは久しぶりに食べた」
夫「へーーー」(おい、ちゃんと聞いてるのか?)
K「これね!!」(画像見せる)
夫「こっちの緑は四角いしペタンコだし、それスコーンて言うの?」
K「うーん…確かに平たい長方形はあまり見ないかも。私も詳しいことは知らないけど、スコーンはイングリッシュタイプとアメリカンタイプで材料、分量も違うんです。こういう具沢山でバター量も多く、何もつけずにいただけるのはアメリカンタイプかな」
とにかくこのお店のスコーン、リピート確定です☆
そして今回買えなかった四角いシュークリームは次回必ず…!
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パリの1枚。
グレーの空にカラフルな傘の花が咲いて綺麗だったある日。
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