
ウィーンの朝☆
ガンっ!とピンポイント的に気温が上がっても翌日には気温が下がり、湿度が低いので清々しい朝を迎えたウィーンの朝。
(そりゃ何日も猛暑日が続いたら暑さが残るでしょうけど、この日は爽やか)
朝食の前は朝ラン?
いえいえヴァカンスぐらいはゆっくりな朝散歩。
あ〜気持ちいい♬
なんの木かわかりませんが、ホテル前の通りは緑が多く、ここは車道なのですが早朝は交通量も少なくて歩きやすい。
静かな朝。
教会の造りもフランスやイタリアと違うので私には新鮮に見えます。
なんとなく建築ラッシュ?または改修工事なのか?ウィーン市内はあちこち工事中でしたが、ゆっくり歩いてみるとヨーロッパらしく銅像や噴水があり、流れ出る水を見るとなんとなく豊かな気持ちになります。
で、水と言えばウィーン市内にはたくさんの様々なデザインの水飲み場があります。
その数900箇所もあるとか?!
というのもウィーンは水道水が美味しいことで有名で、それを知ったのは、かれこれ6年にわたってお世話になっているスキーガイドのヘルムートから。(オーストリアではカフェでもレストランでもお水は「水道水」で十分だ、と。)
実際今回宿泊したホテルの洗面台にもわざわざ「オーストリアの水道水は美味しいので、そのまま飲んでください」な注意書きがありました。
その水は一部は地下水ですが、98%がアルプスの水!
暑い日は本当に助かります。
また、カフェではコーヒーと一緒に銀のトレイにコップ1杯の水が添えられることが多く(定番スタイル)その水も水道水。
さて、ホテル周辺の朝散歩中に思わずウィンドーに張りついてしまった…!
K「これ、ちょっと本気で欲しいんだけど♡」
夫「え…」
ドールハウスなのですが、いずれもとても精巧で見るほどに細かくて可愛い。
夫「いくらするの?」
K「そのワゴン1個で69.9ユーロ。今ユーロは弱いから8,500円くらい?」
夫「高いんじゃない…」
子供の頃、リカちゃん人形のドールハウスで遊ぶのが大好きだったけれど、もちろんこれはお値段的にも本格的で大人も楽しめそうなクオリティ。
こんなに写真を撮ったことからも私の本気で欲しい度は伺えるかと思います。
K「わ〜、これも可愛いくて悩ましい!あのへんまとめて買ったらいくらになるのかな…」
K「ね?」
って振り返ったら、いねーしっ!!
(思わず口汚くなってしまったじゃないか…)
夫の姿が全くどこにも見当たらない。消えた。
どこ行った?!
夫はもうホテル前に戻っておりました。
夫「君は小学生か…」
そんな朝散歩ですっかり腹ペコ。
こちらは宿泊ホテル内のカフェ&バー。
それにしても今回泊まったブティックホテル「ダス・チロル」はどこもかしこもデザインがモダンでユニークだな…。
トーテムポール。
ストロベリーの鉢植え。
夫が気に入ったのは朝食メニュー「マリア・テレジアセット」。
きゅうり&ヨーグルトソースをつけていただくカイザーゼンメル(パン)、塩味の効いた白インゲン豆の煮込み、目玉焼き、皮めパリパリのソーセージにオレンジジュース。
私はスキー合宿以来、すっかり好きになったミューズリー。
オーストリアはフルーツも豊富。
これまた知らなかったのですが、お世話になったガイドさんのお話ではオーストリアの食料自給率は高く100%以上だと。
しかも肉や野菜の質が良い!美味しいものばかり!
と言ったお話をガイドさんや滞在したホテルマンから伺う中で、近隣ヨーロッパ(特にフランス)に対するライバル意識?ディスりながらのコメントも面白かった。
例えば、
「フランスのパンは美味しくないでしょ〜。なぜ不味いか、イースト菌を使い過ぎ!オーストリアはもっとナチュラル」
「ドイツ人は味が濃いものが好きだから料理は塩辛くすればOK。体に悪いわよねー」
決して意地悪な言い方ではなく、ユーモアとウィット感でチクっとした言い方が面白く感じました。
パリのヴィエノワズリーより美味しいの?と思いながらホテルの日替わりヴィエノワズリーコーナーをチェック。
シナモンパンをチョイス♡
美味しいけど甘過ぎる…が私の印象なのだけれど。
同じヨーロッパ、ユーロ圏とはいえそれぞれのアイデンティティを大切にしていることも感じたウィーンです。
食後のコーヒーは、迷わずこれ!
「ツヴァイ メランジェ ビッテ」(メランジェ2つお願いしま〜す)
ARCHIVE
MONTHLY