
ファン・ゴッホ☆星降る夜
昨年春、パリ11区にオープンしたデジタルアート美術館“Atelier des Lumieres”(アトリエ・デ・リュミエール、「光のアトリエ」)は、すっかり人気スポットのひとつ。
オープニング作品のGustav Klimt(グスタフ・クリムト)は大好評で、この夏夕方から再上映もされていましたが、来月29日から11月2日までの5日間限定(18時30分から21時30分)で再々度な上映。
個人的にはクリムト作品とこの会場のサイズ感、雰囲気は本当にとてもよく合うと思うので人気の理由も納得です。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/11-1.html )
そんなクリムト作品に続く第2弾で今年年末まで上映予定の“Van Gogh, la nuit étoilée”(ファン・ゴッホ 星降る夜)を鑑賞してきました。
う〜っ、ここは天国(*´▽`*)
と、会場に入るなり生き返った訳は、この日は強烈な炎天でものすごく暑い日だったから!
入場時間はインターネット予約して出かけましたが、入ってしまうと完全入れ替え制度ではないので好きなだけ居座り鑑賞OK。
作品は繰り返し上映されます。
ゴッホの代表的作品「星降る夜」をはじめ「夜のカフェテラス」「ひまわり」「アイリス」など馴染深い作品の数々が映し出されました。
実際のゴッホ作品はサイズ的にそれほど大きくないので、こうして壁一面で観るとまた印象も異なり新鮮。
その迫力の映像作品の中に自分も入っていけるような臨場感。
クリムト、ゴッホに続く第3弾は誰か?
どんな作品をここで観たら面白いのか?
と今後の作品も楽しみです。
ゴッホ作品の後は、「Japon rêvé, images du monde flottant 夢見た日本 浮世絵」がスタート。
夏の林の中にフワッと蛍が現れ、幻想的世界に。
そしてジャポンと言えば!な浮世絵。
ゴッホにも影響を与えた浮世絵も大迫力。
外はまだまだ暑い…
そんな日だったのでもう一巡半鑑賞。
しばらくはずっと体育座りで鑑賞していた私も2巡目からはお隣りの人達のように寝そべって、おもいきりリラックス状態に。
館内は自由に歩き回り、好きな場所で好きなように鑑賞するこのラフな感じがまた魅力の“Atelier des Lumieres”(アトリエ・デ・リュミエール、「光のアトリエ」)です。
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