
アメリカ自然史博物館☆前編
滞在ホテルからセントラルパークを徒歩で通り抜けてやってきたのは“American Museum of Natural History”(アメリカ自然史博物館)。セントラルパークをはさんでメトロポリタン美術館とちょうど東西に正対する位置関係にあります。
真っ先に思い浮かぶのは、ベン・スティラー主演の映画「ナイトミュージアム」(Night at the Museum)。
その舞台になったのがこの博物館。
大好きな映画なので自宅にはDVDもあり、続編も含めも何度も見ているので初めて来た気がしな〜い。
と言う訳で、すっかりはナイトミュージアム、エイミー・アダムス(アメリア・イアハート役)気分でGo♬
正面入口の騎馬像はセオドア・ルーズベルトですが、私にとっては映画のロビン・ウィリアムズ(ルーズベルト役)?!
と、行列のできている正面を避けて、事前にインターネット予約をしていたので正面脇のこちらから並ばずにスムーズに入場。
この博物館は恐竜から宇宙まで壮大なスケールの展示で子供から大人まで楽しめるワンダーランド!
約3200万点の展示コレクションというのだから驚きです。
まずはこちらも別途予約していたプラネタリウムでの特別上映“DARK UNIVERSE(ダークユニバース)”へ。
本物スペースシャトルに乗り込むみたいでワクワクする。
球型のスペースシアター。
映像はマンハッタンの上空のシーン、天の川銀河のシーンから始まって、ハッブルが宇宙の膨張を発見したカリフォルニアのマウント・ウィルソン天文台へ。
ダークマターや宇宙の果て、ビッグバンなど宇宙の不思議を体験。
(綺麗で気持ちよくて暗くて、英語だし、色々条件が重なって最後はうとうとした…)
綺麗で宇宙のロマンを感じながらも、その広さや仕組み?を思うとあまりに壮大な話で、地球は小さい。
最後はそんな小さい惑星の中で不毛な争いをしてる場合じゃないよね…な気持ちに。
それにしても一つの博物館の中にこんな大きなプラネタリウムがあることに驚いたのですが、ここだけで感心してる場合でなく、とにかく広〜いアメリカ自然史博物館、さすがアメリカ。
いたいた、イースター島のモアイ像(レプリカ)。
映画の中では「ガムガム」と連呼していたヤツ。
なかなか人が途切れず関心を集めていたアステカ文明の太陽の石。
1790 年にメキシコシティ中央広場で発見された直径3. 6m、重さ24トンの巨大な石柱。
オリジナルは現在はメキシコ国立人類学博物館で展示。
見上げて思わず口あんぐり…。
圧巻のシロナガスクジラ。
ガラスを突き破って出てそうなこれまたリアルなセイウチ。
海に山に宇宙にと動植物、鉱物、自然科学・博物学に関わる多数の動物剥製、化石標本、ジオラマの数々に好奇心を刺激され、子供が楽しめると博物館というのも納得です。
再現された森林もとてもリアル。
その昔、豊かだった自然を思うと昨今の深刻な環境汚染問題も考えさせられる。
樹齢何年?!
館内のカフェテリアで簡単ランチを済ませた後も西部開拓時代を再現したジオラマのミニチュア人形ミニチュアを見ては、オーウェン・ウィルソンがいる!
彼と最初は犬猿の仲だった古代ローマ時代の兵士のミニチュア人形も〜!
と、すっかり映画「ナイトミュージアム」を思い出しながらの鑑賞は続きました。
映画のようにこれだけの展示物たちが夜中に動き出したら面白いのに…。
(続きは後日)
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おまけのパリ。
春先はハゴロモジャスミンの香りが強烈なパリのアパルトマン周辺。
今、東京自宅近辺は金木犀の香りで包まれています。
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