
マンハッタンの空中庭園☆ハイライン
今回のNY旅行が決まった際、観光的にはどこがオススメ?
と親戚&友人ニューヨーカーに尋ねたところ、みんなが挙げたのが、“High Line”(ハイライン)。
ハイラインは、かつての高架鉄道を再開発して造られた憩いの空中庭園です。
そのエリアは、ミート・パッキング・ディストリクトから34丁目まで延び、端から端まで歩くと約30分(2.3km) 、マンハッタンの景色を眺めながらの程よい散歩コース。
散歩道にはいくつかのアクセスポイントから上り下りできます。
事前にたくさんの人に薦められたものの、ガイドブックを見ると「ふーん、普通に公園…」という印象で、正直なところ実際に行くまでは私の中では期待度が低めでした。
ところが、上がって歩き出したら面白い!
まずは季節の花々がいっぱいで緑に溢れ、これまた大都会のオアシス。
ワイルドにもりもり茂ってる風ですが、300種類以上を季節折々楽しめるようになっているとか。
要予約ですが1時間の無料ガーデンツアーもあるそう。
所々にベンチもあり。
途中小雨が降ってきたけれど全然平気。
ズンズン歩くほどにビルの谷間から見える景色が違って楽しい。
地上約9メートルの高さ(ビル3階ぐらいの高さ、この高さがイイ!)ぐらいの位置を歩くので、まさに空中散歩。
エンパイアステートビルも見えた!
NYのシンボル的な高層ビルや新しいユニークなビルを臨みながら壁画アートやオブジェも点在。
見過ごしそうになるものに気づいて足を止めて眺めていると全く飽きず、また違った角度から感じるマンハッタン。
この高架路線は、元々は精肉工場や倉庫などを結ぶ貨物車用として使われていたもので、取り壊しての再開発にあたり無名の若者二人の署名運動から始まって、こうした路線を残した形での再開発となったそう。
なんて素敵な再開発だ!と感激。
どこの国も都市部は再開発が進んでいるけれど、なんでも壊して便利にすればいいってものじゃないのでは…と思う。
壊したものは元に戻せず、失ってから後悔しても遅い。
再利用できる部分や残しておきたい部分、そこを踏まえて上手に再開発されたハイラインを目の当たりにして、またまたニューヨークって柔軟で面白い街だなぁと実感。
ハドソンリバーと対岸のニュージャージー州が見えた頃、かなり雨も強めになってきたけれど、
気分は、Singin' in the Rain♬
K「雨でもNYは楽しいよ、イエーイ!」
夫「お腹見えてるよ…」
K「気にしなーい♬」
天気が良く、時間帯、季節が違えばまた違った楽しさと美しさがあるでしょうし、この良さはなかなか画像だけでは伝わらないと思うので、NYに来たら是非実際歩いてみて欲しいスポットです。
気温もグッと下がって寒い日ではあったけれど、寒がりな私をこんなハイテンションにしてしまうNY、恐るべし♡
次々に新しいことが生まれるNYは刺激的☆
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おまけのパリ。
この〜木なんの木、気になる気になる〜♬
1785年に植えられた木だそう。
5区のle Jardin des Plantes de Parisにあります。
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