
今年もこのパネトーネ☆
このブログではすっかりお馴染みネタの「パネトーネ」(パネットーネ)。
イタリア・ミラノの銘菓で、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間「待降節」からクリスマスが終わるまで食べる、これまたクリスマス名物。
すっかりクリスマスは終わってしまったけれど、日本でも食べる機会がなかったのでパリで!と。
まだまだスーパーやマルシェで売ってます。
ブリオッシュのような卵たっぷりの生地にレーズン、オレンジピール、レモンなどのドライフルーツを練り込んで、ドーム型に焼き上げたパネトーネ。
小麦粉に「パネトーネ種」という酵母を加え、発酵させては生地を休ませる工程の繰り返しで見ため以上に作るのに手間暇かかるものだそう。
お世話になってるイタリア料理のシェフも「僕の場合1日に3個作るのが限界でなかなか大変なんです!」と仰ってました。
インダストリアルなパネトーネも多く出回っているますが、個人的には手作りのアルティザンパネトーネが好き!
そして今回もまずはこれ!とボンマルシェ(Le Bon Marché)のグランド・エピスリー(La Grande Epicerie Paris)のパネトーネ。
昔はクリスマス時期限定販売でしたが、ここ数年は一年中あるような…。
とは言え、やはりこの寒い時期に私としては無性に食べたくなります。
長年食べ続けてきたパネトーネですが、作るための「パネトーネ種」について調べてみるとイタリア北部の「コモ地方」の伝統的な自然発酵種(天然酵母)と知ってびっくり。
更にパネトーネ種には独自の酵母のほかに生地1gあたり1億個以上の乳酸菌が生息していると。
天然酵母、乳酸菌と聞くだけで単純人間としては、体に良さそうなイメージが膨らみました…。
というわけで手頃なものをチョイス。
それにしても大きく、8分の1でこのサイズなのがイイ♡
しっとりソフト、甘さは控えめのパネトーネなのでそのまま食べても十分美味しいのですが、我が家はマスカルポーネチーズを添えていただくのがすっかり定番。
やっぱり個人的にはシュトーレンよりこっちの方が飽きない、好きです。
K「クリスマスは終わったから何を待ちながらいただこうかな?」
夫「スキーバカンスを待ちながらに決まってるじゃーん」
K「・・・。」
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