
山根一仁☆未来の音
SSご夫妻、RYご夫妻、我々の3組夫婦で集まった冬晴れの週末。
集合場所は、東京のルーヴル美術館?!
みたいなガラスピラミッドがある東京・目黒区にある「めぐろパーシモンホール」。
SSご夫妻のお招きでヴァイオリンのクラシックコンサートに行ってきました。
演奏者は、山根一仁さん。びっくりの18歳、現役高校生☆
山根さんは2010年に日本音楽コンクールを中学三年生で制覇して、鮮烈デビューを果たした
ただいま注目のヴァイオリニスト。
満席のコンサートホールに、スラっと背の高い山根さんが登場すると、高校生とは思えぬ
落ち着いた雰囲気の中、感情を音にたっぷり乗せながらの演奏がスタートしました。
ピアノ伴奏はベテラン梅村裕子さん。
プログラムは、ヘンデル 「ソナタ第4番 ニ長調 Op.1-13」で始まった以下の構成。↓
クラシック演奏はたま~に聴くものの、知識がなく、音楽家についても無知なので、配られた
プログラムと一緒に今回の演奏に関する簡単メモがついていたことはありがたかったです。
休憩時間には、あちこちでオバちゃん達の、いえ、マダム達の溜息まじりの賞賛の声、声、声。
素敵ね~! 素晴らしいわね~! まだ18歳よ! これからがホントっ楽しみ♥と。
私は最初の演奏(ヘンデル)が、とても心地ち良かったのでいきなり睡魔に襲われてしまったのですが
次のビーバーという聞き慣れない作曲家の音楽で目が覚めました(@_@)
休憩後の演奏は睡魔など全く寄せ付けない緊張感とワクワク感のある演奏で釘づけに♥
そして最後のラヴェルは圧巻★☆★
魔法がかかった指のように自由自在に動く指、奏でられる音、何より山根さん本人が自信をもって
楽しんでいる様子がホールいっぱいに広がって、聴く側の心をグイグイ引き寄せる演奏でした。
アンコールは、ニコロ・パガニーニの「24の奇想曲(カプリース) 最終章」。
これは、テレビCMなどに使われていたりする馴染みの曲ということで会場が湧きました。
もう1曲はシュニトケが編曲アレンジしたヴァイオリンとピアノの為の「きよしこの夜」。
ワザと音を外した不協和音の混じるユーモラスな演奏は会場の笑いを誘い、最後はみんなを和ませて
年末らしい気持ちにさせてくれました。
退屈させない演奏でとても楽しかったですし、「生」で聴くことのクラシックの良さや難しいけど
難しく構えずに楽しんで聴いていいものだと感じさせてくれる演奏でした。
クラシックについてはまだまだ勉強不足というか知らないことばかりですが、少しずつ聴く機会を
増やし、今回の感動をきっかけに山根さんの今後の活躍にも注目していきたいと思います♪♪
おまけは、「お出かけの小物」をBelle et Bonneで。
(http://belleetbonne.blog.fc2.com/)
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