
Tourte☆今シーズンのヒットは、
冷凍庫は隙間を作らずたくさんものが詰まっている方が効率が良いのです!
な〜んて建前のもとパリでも東京でも冷凍庫はいっぱいな我が家。
その3分1を占めるのは、“Picard”(ピカール)商品?!
想定外に帰宅が遅くなった、どうしよう…な日の救世主「ピザ」。
色々種類がある中で、私はまだこのトリュフ風味のキノコピザしか食べたことがないのですが、友人たちからあれこれオススメも聞いているので今後食べてみたいと思ってます。
先日食べてみたのは、Hachis parmentier(アッシュ・パルマンティエ)。
Hachis(アッシェ=細かく刻んだもの、挽肉)をジャガイモで覆って焼いた、これまたフランスの伝統的家庭料理。
このブログでも何度か書いているHachis parmentierネタ。
自宅でちゃんと作るときは、お招きディナーの煮込み料理などで余ったお肉を翌日ミンチにしてマッシュポテトを載せて作るのですが、お肉好きでイモ好きな私としてはいつも残り物とは思えぬ感動を覚えてしまう。。
今回食べたピカールのものは、牛肉に人参、表面にパン粉を振って仕上げられたもの。
季節の芽キャベツのローストを添えていただきました。
さて、これまた以前から繰り返していますが、我が家はパイ好き!
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/thiriet-1.html )
フランス語“tourte”(トゥルト)は、蓋がしてあるパイのこと。
これまで食べてきた冷凍食品パイの中ではかなりイケる!と思ったのは、この冬のパリ滞在中に食べた帆立とアラスカのColin(コラン)というタラ系の白味魚のパイ。
しかも大好きなアルザスワイン「リースリング」とクリーム味♡
箱から取り出して焼くだけ。
夫「お〜、いい匂い♬ あとどのくらいで焼けるの?」
K「あと20分ぐらいだから結構かかるよ」
夫、オーブン覗く。
夫「え、、これちょっと大丈夫なの?早くもかなり焼き色ついてるけど、温度高過ぎない?」
K「大丈夫、大丈夫。箱には210度って書いてあったけど、このオーブンって指定温度だと低めな焼き上がりになるし、焼きグセもあるから途中でトレーを入れ替えるとして温度は10度高め設定で焼けばいいの」
夫「温度240度になってるよ!」
K「うそ〜」
あらら、、どうしたことか実際240度だった…。
慌てて温度を下げたもののこの有様。
夫「残念な出来上がり…。ピカールさえまともにできない奥さんとは僕は悲しいよ」
K「こういうのはちょっと焦げてるぐらいの方が美味しいかも」
シーーーン。
実際のところ焦げたパイ部分は美味しいとは言えなかったけれど、とろーりなフィリングたっぷりのパイは冷凍食品としては完成度もコスパも高く感じられるものでした。
次回のパリでパーフェクトに焼くぞ…と心に誓う。
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