フィレンツェ気分でビステッカ☆
近所に咲くこの花はなんだろう…?
花に疎いので知らないのですが、モリモリに咲く様子が美しく、こんな感じのシフォンな生地に赤いドットで裾がフリフリしたワンピースが欲しいな〜と思いながら連日眺めています。
ちょっと花をツンツンしてみると思ったより固くて紫陽花みたいでした。
それから近所の公園に小さな花壇があるのですが、その花がわりと定期的に植え替えられていることに気がつきました。
先日まではイエロー中心でしたが今は、紫に。
その公園は、ブランコ1つで砂場も小さく、その片隅の花壇はとりわけ小さいので普段は足を止める人もなかなかいない感じです。
でもそんな花壇も日々お手入れをしてくれる人がいたこと、人知れずなところで私達の生活を支え潤いや彩りを与えてくれていた人がいたことにも気づき、それらは全てありがたいと感じることが増えたコロナ後の今日この頃です。
つくづく今は、野の花も含めてどんどん花が咲く良い季節。
さて、「花の都」と言えば『フィレンツェ』!
『フィレンツェ』の英語名「フローレンス」からも想像できる感じですが、古代ローマ時代にフィレンツェは「フロンティア」と呼ばれていて、それは「花咲く地」という意味に由来するそう。
フィレンツェ行きたいな〜な気持ちになったところで、4年前のフィレンツェバカンスを思い出しながら作ってみよう♬
(フィレンツェバカンスのあれこれ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/jkplace.html)
マリネすることから始まったフィレンツェ名物『ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ』。
ビステッカ=Tボーンステーキです。
個人的には炭火で焼いたものが好きですが、自宅ではできないのでグリルで。
まずは鉄板で焼いて、その後にオーブンへ。
フィレンツェのリストランテなどでは、名物ブランド牛「キアーナ牛」(キアニーナ牛)の仔牛の肩ロースが使われますが、手に入りませんのでオーストラリアビーフで。
名前のままに「Tボーン」は、お肉についた骨の形がアルファベットの「T」。
両側にある肉の片方はフィレ肉(テンダーロイン)、もう片方はサーロインで一度に2種類の美味しさを楽しめる贅沢な肉料理。
お肉の解体作業は、夫の仕事。
K「腱鞘炎大丈夫?」
夫「これは君に任せられない!」
K「・・・。」
ちなみにこの肉専用カッティングボードは、余分な肉汁や血が溝に落ちるので便利です。
骨つきのままだと迫力サイズで重量感もありますが、骨から外すと案外食べやすいボリュームになります。
目指した火入れで満足。
付け合わせたのは芽キャベツなのですが、ちょっと目にした雑誌に素揚げすると美味しいと書いてあったので、今回初めて揚げてみたところホクホク&甘味も感じられてとても美味しかったです☆
塩胡椒でも十分美味しかったのですが、日本人的にはワサビですか?!
そこで去年Yちゃんにいただいてからすっかりお気に入りの『田丸屋本店』のわさびシリーズの「わさびレモン」で食べたらツボ♡
わさび&レモンがいい塩梅で加速してペロリ完食となりました。
もちろんワインはイタリア・トスカーナで。
これまたフィレンツェと言えば!なひとつ“Salvatore Ferragamo”(サルヴァトーレ フェラガモ)。
そのサルヴァトーレ フェラガモファミリーが手がけるワイナリー“IL BORRO”(イル・ボッロ)のワイン。
メルロー主体なので個人的にはとても好きな味わい♡
となれば、ドルチェもイタリアンデザートで。
最近お気に入りのイタリアンプリン。
コンビニデザート(セブンイレブン )ですけど…。
花の都フィレンツェ気分で楽しんだディナーでした。
K「あ〜イタリア行きたい!行きたいところが多過ぎて人生が何回あっても足りない」
夫「これからの時代はバーチャルかもよ。頭になんかつけるだけで旅行できるみたいな」
K「え…そんなのつまんない!旅で起こるハプニング、人との出逢いが面白いのに〜」
夫「そのトラブルの尻拭いで毎度苦労してるのは俺なんだけど」
K「・・・?」
そう言えば、、ヴェネツィアで水上タクシーに買ったばかりのPCを忘れてアタフタしたこともあったな…。(見つかったけど)
ローマでインフルエンザになったことあったな…。(2日で熱下がったけど)
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パリの1枚。
パリの空には飛行機雲がたくさんできます。
あの1本は、どこに向かっているのだろう?と思いながらいつも見上げてます。
しばらくどこにも行けないだけに異国の空が恋しい。
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