
ピンクダイヤモンドリング☆
先日結婚記念日を迎えました。
特別な節目Yearではないのですが、この日私の指にキラリンと輝いたのがピンクダイヤモンドのパヴェリング。
でもそれは新しく買ったものではなく、今年春にネックレスからリフォームしたもの。
これまでも何度かジュエリーのリフォームは経験しているものの、ネックレスからリングへ、そもそものデザインもガラリと全く違うものに変えるというのはほぼ初めての試み。
ということで、お世話になっている担当のデパート外商部T氏と宝飾品部B氏に相談&全てお任せしました。
最初の打ち合わせは、昨年12月。
約3週間後にいくつかのリフォームデザインの提案がありました。
(以下2枚のデザイン画はその一部)
まったく違うデザインですし、真ん中に添える石やパールによってもリフォーム代は大きく異なり、デザイン画から夢が広がり、「こんな石乗せてみます?」「だったらこれは?」と柔軟な提案にジュエリーデザインの面白さをちょっと垣間見ました。
そして作業に取りかかる前に念を押されたのは、「リフォームしてしまうと石の価値はそのままですが、リフォーム前のブランドとしての価値はなくなりますがよろしいですか?」と。
そこに個人的には何の躊躇もなく、売るつもりも全くないので、〇〇ブランドの使わないネックレスより日々身につけるリフォームリングが私には価値ありです。
ピンクダイヤが活きること、真横から見ても綺麗に見えること、普段使いしやすいことを念頭に選んだのは、いくつかの細長く四角いバゲットカットのダイヤモンドを真ん中にアーチ状にあしらったシンプルデザイン。
リフォームを担ってくださったのは、長年フランスの某老舗ジュエラーで腕を磨いた職人さん。
残念ながらその方のアトリエ、お名前は非公表でご紹介できないのですが。(すみません!)
一粒でも石がなくなっては大変ということで、リフォーム前の石の数の確認・説明やらがとても慎重且つ丁寧でした。
夫「この人、大雑把だからちょっとぐらい石無くなって気がつきませんよ」
K「そーだね」(つい肯定してしまった)
T「奥様のその性格は存じておりますがそれでは困ります。しっかりご確認の上、ここにご署名を」
改めてレクチャーされたのが、天然ピンクダイヤモンドは、全世界で産出されるダイヤモンド原石の0.1%弱で極めて貴重なのだそう。
ちょうど年明けからパリだったので「急がないので時間をかけてじっくりお願いしま〜す」とお願いし、こうして受け取ったのが3月半ばでした。
それから世の中が新型コロナウイルスで落ち着かなくなり、受け取ってから一度も身につけることがなかったのですが、せっかくなら何か記念日に!と6月を待って結婚記念日に初めてしてみたという次第。
元々普段使いにしたい思っていたので記念日以降身につけてます。
色々撮ってみたのですが、なかなか実際のピンク色(Fancy Intense とか言うらしい)が写せず…。
同じようなサイズのカラーレスダイヤモンドリングと並べるとわかる感じですが。。
こうして結婚指輪との重ねづけも良さそう♬
新作ジュエリーも素敵ですが、使わなくてなってしまったものや親から譲り受けたジュエリーをリフォームすると新たな命か吹き込まれ、他にない1点ができあがるようで思い入れも深まります。
まだ不安のある毎日ですが、ジュエリーには魔除けなパワーもあるようだし、実際これを身につけた途端気持ちもパーッと明るくなりました。
*************
パリの1枚。
都内のスーパーにスイカがたくさん並ぶようになりました。
パリに暮らしてちょっと意外に感じて驚いたのが、案外フランス人もスイカ好き?!
少なくとも私の友人たちは大好きで、家でそのまま食べる以外にもレストランではスイカのデザートはもちろん、ガスパチョ風のスープやサラダにアレンジされたりで食べ方色々です。
ARCHIVE
MONTHLY