
ナツモンブラン☆
K「運動がてら歩いてヒルズ(六本木)まで行きます!」
夫「行ってらっしゃい」
K「あなたも一緒にですよ。ちょっと用事があって色々立ち寄るからモンブラン持ってもらいたく〜」
夫「モンブラン?」
K「今月初めに丹波の栗や黒豆を使った中島大祥堂がヒルズにオープンしたんだって。そこのモンブランがすごく美味しそうなんだよね〜」
夫「今の時期にモンブラン食いたい?」
K「あんまり」
夫「・・・。じゃ、なんで行くんだよっ!」
K「見たら食べたくなるかも?あと今後のお持たせの参考に」
という訳で途中所用を済ませながら六本木ヒルズに到着した頃にはちょっと足が疲れました…。
(フィガロ・ジャポン インスタグラムより↓)
夫「で、その店の場所は?」
K「ノースタワー」
夫「ここは?」
K「ウエストタワー。ノースは六本木通りの方だから、、、」
夫「遠いじゃないか…」
K「またにします。今日はここでいいや」(あっさり諦めてしまうのもコムダビ)
夫「ここでって、、ロブションのケーキはめちゃウマだぞ!」
というわけで、久しぶりにレストランL'ATELIER de Joel Robuchonに併設されたLA BOUTIQUE de Joel Robuchon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 六本木ヒルズ店)へ。
うわっ、どれも美しく美味しそう♡
トーンダウンな調子で「ここでいいや」なんて戯けたことを言って申し訳ございません!な気持ちになりました。
(先月から数量限定でパンドミとパンドカンパーニュのお取り寄せがスタート。詳しくはオフィシャルサイトを)
まず選んだのは、「モワルー・ショコラ・アメール」。
小さく細くスタイリッシュなルックスで、その断面、層の多さと複雑さに感激。
ざっくり数えても下からチョコスポンジ、チョコクリーム、チョコスポンジ、チョコクリーム、チョコスポンジ、チョコクリームって6層はあったような。
そしてトップはツヤっ美しいグラサージュ。
中にはローストされたカカオ豆がアクセントとなり、モワルーな柔らかいテクスチャーと程よいのアメール(苦味)バランスが芸術的でした。
2つ目は「ルージュ」。
名前のままに赤いケーキでハートシェイプ♡
ラズベリーのチョコレートムースの中にピスタチオのブリュレが入り、底はチョコレートスポンジ。
ピスタチオブリュレの中にはチェリーのコンポートも。
こちらもフルーツの酸味とチョコレートの甘味と苦味のバランスが秀逸。
3つ目は「ピスターシュ・アグリューム」。
濃厚ピスタチオのムースにミルクチョコレートのガナッシュを合わせたタルト。
ベルガモットの風味と柚子のジュレが効いていて後味爽やかな夏タルト☆
こうして3つでオーダー完了だったのですが後ろから、
夫「モンブラン買わないの?2種類もあるのに??」
K「うーーん、ちょっとなんていうか」
(店員さんの手前言葉に出せなかったが、この時期やはりモンブラン気分になれない…雪山っぽさは過酷なスキーを思い出させるところもあるしパス。。)
エキゾチックフルーツのムースのグラスデザートにしようと思ったその瞬間、
夫「すみません、この夏のモンブラン2個追加で」
K「・・・。」
マジか…モンブラン気分じゃないけど…とジロっと夫を睨んでしまいました。
と、最後にあまりテンションの上がらぬまま買ったモンブランだったのですが、ひと口食べただけで一気に気持ち急上昇、美味しくて目を見開いてしまいました(≧▽≦)
そもそも栗不使用の、名前のままに「夏のモンブラン」ということでマンゴーやパッションフルーツなど南国のフルーツ味のモンブランでして、
口に入れた瞬間にとろけるパッションフルーツ、マンゴー、バニラ、パイナップルのムースは楽園チック なハーモニー!
そこにカルダモンが効いたソースとフレッシュなマンゴーの果肉入りとは〜と感心感動。
夫「やっぱりロブションのケーキはストラクチャーが素晴らしい。計算された美味しさだな」
K「激しく同意です」
という訳で、また食べよう!になりましたが、そもそもの目的だった中島大祥堂も忘れずに行ってみたく、この夏は幾度とモンブランを食べてしまうかも?!
*************
パリの1枚。
パリの夏ソルド(セール)は毎年6月の最終水曜日が公式スタートでしたが、今年は7月に延期だそう。
期間も短く7月15日〜8月11日。
ARCHIVE
MONTHLY